やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

いただきものクッキング ~もち~

田舎の食卓事情は、いただきものに大きく左右されます。

今日、Launchを共にした友人とも意見の一致を見ました。

旬のお野菜果物が、採れたて新鮮ぴっちぴちの状態でいきなりやって来ます。

しかも量が半端じゃありません。

       ※参照→ いただきものクッキング - やれることだけやってみる

              → いただきものクッキング ~スイートポテト?~ - やれることだけやってみる

 

「キュウリ、1人1日3本がノルマになったことがある」

 

それはすごいな(°▽°;

今回のいただきものはこちら。

       \ かまぼこじゃないよ /

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報恩講のとき、阿弥陀さまや親鸞さんの御前にお供えされていたお餅です。

お下がりは役員さんの手で切り分けられて、配られます。

有り難い有り難い(-人-)

                 ※参照→ 本日は報恩講日和 - やれることだけやってみる

さて、これをどうするか。

昔ながらのスタンダードは『あられ』です。

 

【手順】

・お餅を小さな短冊形に切り、天日に干します。

・カラカラに乾いたら、七輪や火鉢であぶります。

・そうするとふっくら香ばしい田舎あられのできあがり^▽^。

 

ばーちゃん連中がよく作って食べさせてくれました。

炙りたて熱々をカリカリさくさく食べる、あの贅沢。

日が経ったものは、お茶漬けにしても美味しいのです。

 

で、こちらが本日のわが家の晩ご飯です。

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そのままホットプレートで焼いて、砂糖醤油をつけていただきます。

ちなみに明日の晩ご飯は、地鎮祭のお供えのお下がりから。

ふろふき大根です。

有り難い有り難い(ー人ー)

                      ※参照→ 本日は地鎮祭日和 - やれることだけやってみる

 

 

 

 

 

 

草原ポタジェ化計画 ~サフランを野に放つ~

 水もやらずに、皿の上にほったらかしにしておいてたサフラン

きゅるさんの腹の下に敷かれて、一時は芽吹きを危ぶまれたサフラン

※参照➽ アイリスと猫と球根と

 

\ こんなに立派に育ちました /

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根っこがありません。

皿の上で根っこを伸ばしても、しょうがないもんなあ。

 

このサフランたちを、ポタジェ予定地の重要拠点に放ちます。

 

\ 大きな椿の木の下へ /

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花を咲かせたあとのサフランの球根を育てるには

肥料をたくさんやらないといけないようです。

が、ここは天然の腐葉土

ニンニクアスパラが勝手に元気に育っております。

きっと大丈夫でしょう。

 

※風通しOK、夏は木陰になります。 浅植え不可。穴は深く掘ります。    

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掘り返すと、白い根っこの塊がどっさり出てきます。

何の根っこかは分かりません。

ポイポイっと横にどけておきます。

 

 深さはこれくらいでいいだろうか。    土をかぶせていきます。

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お水をやって、これで今日の作業はおしまいです。

仕事量が少なすぎる?

ふふふ…。

今日はお友達とLunchのお約束があるのですよ。

いやあ、久し振りだなあ。

たまには同世代の人類女子とも交流しないと。

 

サフランたち、達者に育つんですよ。

また明日、様子を見に来ますからね。

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🌷皿の上で一生を過ごすよりいいと思うの。植物だもの。

癌ネコきゅるさんのトイレ事情

現在実家は普請の真っ最中。

きゅるさんのトイレ(お砂利場)近くまで重機が入ってきています。

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^°△°^「大きな車、こわい」

そこで、私が庭にいるときを見計らって雑木林にダッシュします。

猫のこだわりとして、大と小は場所を変え。

用が済むとダッシュで戻ってきます。ものすごい形相で。

 

これはアカン。

 

働くおじさんたちのそばを通らなくてもいいように、抜け道を作ることにしました。

入り口は、前にきゅるさんが入ろうとトライして断念した場所です。

               ※参照→ 陽だまり猫のさんぽ道 - やれることだけやってみる

 

とにかくハランが繁りすぎ。これをバッサリやれば、何とかなるはず。

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ちょっきんちょっきん切っていると、棟梁さんが様子を見に来てくれました。

ついでに、いいことを教えてくださいました。

 

~昔、棟梁さんが庭師さんから聞いたお話~

『ボーズ、ええこと教えたろ。庭作りで大事なことは何やと思う?』

なんでしょう。

『剪定の腕やない。最後、作業が終わってからの掃除や』

ええっ?

『素人目には枝振りやら何やらは分からん。なんかすっきりしたなあ、くらいや』

たしかに…。

『けど、きれいに掃除したら庭が良うなったんが分かって、満足してもらえる』

なるほど!

 

まだ大工さんたちに『現場をキレイに』という意識がなく、

足で物をどけながら作業していた時代に聞いたお話だそうです。

私も心しなくては。

素人なんや。腕はなくて当然や。

          \お片づけ、大事!/

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切ったものは、すぐにゴミ袋に入れましょう。

 

ハランは若い葉が生えてきているし、   センリョウも若い芽が出ています。

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どちらも、バシバシ切って大丈夫ですね。

 

万年青(おもと)発見。         ホトトギスの柵はもういらないだろう。

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地面が見えてきました。

落ち葉を除けて、踏むと痛そうな枝も拾って。柵をつけて。

\こんな感じになったのですが、いかがでしょうか/

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きゅるさんに検分していただきましょう。

      どれどれ/              ふむふむ/

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       ^・ω・^「まあまあ、いいんじゃない?」

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そのまま日向ぼっこの体勢に入りました。

お気に召したようで、何よりです。

ちなみに、塀の外から見るとこんな感じ。人も通れます。

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猫の便宜を図っていると、人間にとっても快適な環境が出来上がる。

その手のことは往々にしてあるのです。

 

いやー、勉強になったなあ。

 

 

 

 

               

『ねこまんま』の概念を見失いました

 

『朝食はパン』派です。

トーストでも菓子パンでも何でもいいのですが、くるみ入りパンが好きです。

それに紅茶とヨーグルトをプラスしたものが、私の定番朝ご飯です。

今日の夕方、

『そういえば、もう明日のパンがなかったんだった』

と気がついて、スーパーマーケットに行きました。

買い物を終え、車の助手席に袋を置いてびっくり。

 

     \ なんじゃこりゃ !?

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     レシートに記載されたお買い物金額  2047円

     うち、私の朝食用デニッシュブレッド  235円

 

他は全部、猫用食料です。

猫用食料。ねこちゃんのごはん。

つまりは、『ねこまんま』。

 

いにしえ、ねこまんまとはどのようなものであったか。

我が家では、冷やご飯にお味噌汁をぶっかけたものでした。

あるいは、冷やご飯にカツオ節を和えたものでした。

時に、カボチャの煮物の残りがご飯に混ぜられたりもしました。

甘党のおばーちゃんにいたっては、あんこを与えて拒否されていました。

犬はあんこでもみかんでも食べていましたが。

 

人間が食べるものは猫も食べるだろう。

カツオ節さえやっときゃいいだろう。

出汁をとったあとの煮干しで十分だろう。

 

時代は変わり、猫の食生活も劇的に変化しました。

「カツオ節や煮干しはマグネシウムが多く含まれるので、結石の原因になるかもよ」

猫はペットから家族になり、猫の健康に配慮した専用食を食べています。

伝統的なねこまんまを食べている猫は、いまや少数派だと思われます。

 

しかしねこまんまという言葉はまだ死語ではないようです。

『にゃんにゃんごはん』という言葉もありますよね。

 

誰かが、

「今日の晩ご飯は手抜き~。にゃんにゃんごはん~」

と言ったとします。

それを聞いた人は、

ご飯に『ふりかけ』ではない『何か』をかけて食べるのだろう。

と、察します。

決してそれが猫の晩ご飯そのものを指すとは思いません。

キャットフードを食べるの?! と誤解する人もいないでしょう。

ましてや猫を食べちゃうなどという発想は、頭をかすめもしません(日本では)。

 

猫が食べなくなったねこまんま

今や人間しか食べなくなったねこまんま

 

こんなに真剣にねこまんまについて考えたのは初めてです。

こんなにたくさんねこまんまという単語を書いたのも初めてです。

 

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           キャットフードを食べるノラ猫の図。

 

 

 

 

 

 

 

地鎮祭が終わったので工事が始まりました

 

そして、早速重機に遅れをとりました。

朝実家に着きましたらば、すでに関係者がお集まりでした(除:施工主親族)。

 

 ^・ω・^「大きな車は怖いけど気になるの」 ウロチョロするきゅるさん。

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「可愛いですねえ。ウチの実家の猫に似てます」

電気屋の若いおにーちゃんが撫でてくれました。よかったね。

建築現場を間近で見るのは初めてです。

私もウロチョロします。

     \ すっごいドリルですね! /

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これで地面に穴を開けて、地層の状態を確認します。

そのあと、このドリルにもっと大きな穴を掘るパーツを取り付けて、

安定した地盤が出てくるまでどんどん掘ります。

その後、掘り出した土をセメントの素と混ぜて、穴に流し込みます。

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 このタンクでかき混ぜるようです👆。 こっちの袋の中身は👆セメントの素かな。

 

杭基礎の『柱状改良』とかいう工法らしいです。

現場で素材が調達できる分、よそから持ってくるより太くて頑丈な杭ができるそうな。

 

   \ 地層はこのようになっていました /

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pH(ペーハー)は、ほぼ『7』。つまりアルカリ性とか酸性とかではなく、中性。

砂礫(されき)のあたりが固い地盤です。そこまで杭を打てばOKですね。

事前の調査と同じ結果が出て、ひと安心。

ところが残念なお知らせがひとつ。

左端の黒い土『盛土』が硬化しにくい土らしく、基礎杭に使えません。

ということは、

   \ 黒土の分だけ、セメントが足りません /

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足りない分はよそから運んでくることになります。

黒土は整地に使うそうです。

 

興味津々あちこち見ていると、みなさんがいろいろ説明してくれます。

棟梁さん(正しくは現場監督さん?)からは建築にまつわる体験談を伺いました。

とても楽しいのですが、素人が現場をうろうろするとみなさんの気が散ります。

なにより危険です。

   \ そっと家の中から見守りましょう /

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16:00を過ぎたころ、雲行きが怪しくなってきました。

夜にはひと雨くるかもしれません。

できれば、セメントが乾くまでは降らないで欲しいんだけどなあ。

こればかりは、天の配剤。

 

切りのいいところで今日の作業はおしまい。 雨に備えてカバーがかけられました。

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工事を眺めているだけで、あっという間に一日が経ってしまいました。

これはイカン(・_・;

明日はきちんと仕事をしよう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしと紅葉

 

今週のお題「紅葉」

紅葉狩りのシーズンらしいです。

観光地に行く余裕がありません(時間とか、お金とか、お金とか)。

なにかこう、身の回りにいい感じのものはないものか。

山の中でひときわ鮮やかなのはウルシ。かぶれるとイヤなので近寄りたくないです。

庭の南天。確かに葉っぱも赤いのですが、実のインパクトに負けています。

プランターのイチゴ…。

 

\はい、イチゴが紅葉しています/

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紅葉するんですよ。

『やだ、病気?!』

と慌てる方もいらっしゃいますが、気温の関係でこうなるだけです。

大丈夫。

 

\ほらね。ちゃんと実も蕾もありますよ/

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あ、茶色く枯れた葉っぱは摘んだ方ががいいですよ。

 

『お題』として求められているのはこういうものじゃないですね。

では、こちらを。

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津城跡を市役所側から見た風景。

信号待ちの間に撮りました。

見頃になるまで、もう少しかかりそうです。

 

ついでにこちらを

        『シロモチくん』

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ゆるキャラ界ではウチの県のキャラクターが物議を醸しているようですが、

それはそれとして。

この子は可愛いぞ。

 

 

 

 

 

本日は報恩講日和

  ☆温もりがいいねとカレが言ったから11月は大根を焚く(よみ人ワタシ)

 

今日はお寺で報恩講が催されます。

 ※風がないので、へにょんとしている五色の吹き流し。

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『ほんこおさん』=朝からお寺で大根を焚く日

だと思っていました(そもそも漢字の読み方が間違っています)。

 

ー私のおぼろげな記憶による故事ー

むか~し昔。冬のある寒い日に、親鸞さんが貧しい村を訪れました。

村人たちは「このようなものしかございませんが…」と、

せめてものもてなしに、大根を柔らかく焚いたものをごちそうしました。

村人の心と大根の温かさに、親鸞さんはたいそう感動なさったそうです。

            ◇ ◇ ◇

『恩に報いる』=村の人は、親鸞さんに救ってもらった恩に大根で報いた。

        =親鸞さんは、大根をごちそうしてもらった恩に何かで報いた。

 

この故事にちなんで、『温かな心に勝るおもてなしはない』という意味で、

貧しい村人の心を忘れないよう、寒い時期に大根を焚くのだと思っていました。

 

―日本語大辞典 第2版/講談社 による解説ー

ほうおんーこう【報恩講】(仏教語)

  祖師・祖先の忌日に行なわれる報恩のための法要。

  浄土真宗では開祖親鸞の忌日に営まれる法会(ほうえ)。

 

  全然違ってたよ… orz

とにかく、気を取り直してお寺に向かいましょう。

きゅるさんがお外で日向ぼっこをしたいというので、閉め出したまま鍵をかけます。

梵鐘が鳴り始めました。開始30分前の合図です。

こんなに早く出かけても、一番乗りではないのが不思議です。

※本堂の中です。

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先週お磨きした仏具が、所定の位置に戻されています。

燭台飾りの片方は、私が磨きました。

  ※参照➽ TERAへ 

こうやって飾られているのを見ると、嬉しいですね。

 

こちらは聖徳太子像です。

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お気づきになりましたか?

ローソクが赤いですね。報恩講のときは、赤いローソクを使うそうです。

理由は分かりません。

さらに、聖徳太子の足元に紅白の鏡餅っぽいものがお供えされています。

『ほんこーさん』大根炊きの日であると同時に、紅白餅の日でもありました。

ちなみに、現在こちらの村では大根炊きはおこなっておりません。

 

写真を撮っている間に、続々と奥さま方が集まってこられました。

『お磨き』のときと同じ顔ぶれです。

と、ここで私は重大な発見をしてしまいました。

 全員チャコールグレーの服を着ていますがな(°Д°;

  私の服装=白無地トレーナー(レース付)+カーキのガウチョパンツ。

 

先週、『とき(斎)米』は玄米だと言うことを知らずに白米を提出したばかり。

ただでさえ中途半端な新参者。しかも若輩。気イつけなアカンですがな。

よし! 来年は気をつける。

 

会場内で1番年齢が低かった私ですが、説教師さんの登場により

下から二番目になりました。

 

      \和讃『ふたいのくらい』の一節/

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聴衆はすべて母親よりやや年上の女性ばかり、という状況。

少々やりにくかったことでしょう。さぞ気疲れなさったことでしょう。

ご自身の家族のお話を例に出しても、ちょっぴりアウト気味なジョークを飛ばしても、

温かな笑いで返されます。踏んできた場数…人生経験の差と申せましょうか。

お説教の内容について触れるのはやめておきます。

間違った受け止め方をして、変な勘違いをしていそうな気がしますので。

 

報恩講が終わったのは16時前。

家に戻るときゅるさんは開けっぱなしの窓から入り込んで、お昼寝中でした。

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 ^・ω・^ おかえり。アキヲさんが来たよ。

区会費の集金ですね。帰る途中で会ったのでお支払いしました。

・ω・^ しっぱい、しなかった?

 

したよ。服装はセーフだったみたいだけどさ。

開始直前、お寺の庫裏(くり)にいた区長さんからケータイに電話が

「カエちゃん、お布施がまだなんやけどーー」

お布施2000円とお米代1000円。

未納のままお参りするところでした。

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 ↑ お知らせに書いてなかったんだもん

   ※この村で育ちましたので、みなさん、何となく教えなくても知ってるような気がするみたいです。