その者、金色の田に降り立ちて…
玄関マットを干していたら、
ちゃっぽん、ちゃっぽん
リズミカルな音が聞こえてきました。
集落でも屈指の米作りの達人、アキヲさん(仮名)の足音です。
水たまりの残る田の中を歩きながら稲穂をチェックし、
すっ、すっ…と草を抜いてゆきます。
どこを通ってあんな奥の方まで行ったのか。
ミステリーサークル並みに痕跡が見当たりません。
お米作りは、おいそれと手を出せるものではありません。
初心者にも届かないビギナーの私は、
無事お米が実るのを祈りつつ、食す日を楽しみに待っています。
さて、本日のビギナーはミカンの木の手入れをしてみました。
道具は、
1.剪定ばさみ
2.剪定のこぎり
―― 以上!
「ひこばえ ちょくりつ ないこう とちょうえだ からみえだ」
謎の呪文を唱えつつ、ばっさりばっさり。
ミカンが言葉を話せたら、きっとこんなふうに言うでしょう。
「ちょっと、あんた。
何て時期に切ってくれんのよ!
ちょっ…ちょっと、待ちなさいって!
それは残さなきゃ駄目な枝でしょ!
ああもう、実がついてる枝まで。
サイテー!!」
分かっています。
こんな暑い中、ミカンの剪定をするバカは私だけです。
あまりに枝が混み合って窮屈そうだったので、やむなく。
【基本的に切るのは次の5つ】
① 根っこの方からチョロンと生えている「ひこばえ」
② 太い枝の途中から生え、上に向かって伸びる「直立枝」
③ 広がってゆく方向ではなく、内側に向かって伸びる「内向枝」
④ 他の枝に比べてムダに長すぎる「徒長枝」
⑤ 他の枝を邪魔するように伸びている「からみ枝」
*「枝」は「し」とも読みます。
この枝を切るべきかどうか。
悩んだら、前にこの木を手入れした人はどうしたか、
木に尋ねます。
↑ 黒ずんでいるところが先人が枝を切ったあと。
明るい黄緑色の切り口が私が切ったところです。
★最終的に、このように仕上がりました。
★根元はこんな感じです。
意外に根が張っていたので、コメリさんで平板を4枚買い足しました。
※レンガ調花壇 ホワイト ストレート
1個 498円
念のため、こちらも
※クラシック調花壇 ストレート
1個 498円
根元をカバーするのに、ナフコさんで肥料の入った土とバークチップを購入。
※庭木・果樹の土 14リットル 699円
※バークチップ 20リットル Mサイズ 1,380円
全部使い切りました。
囲いをきっちり組み合わせるのに四苦八苦しました。
しっかりと土台を平らにしたつもりだったんですけどねえ。
まだまだ作業が甘いようです。
それでは、本日はここまでに致しとうございます。
続きは後日ということで。