やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

癌ネコきゅるさん、通院中

今日は午後から雨の予報でしたが、ときおり小雨がパラパラと落ちてきます。

外での作業は断念しました。

玄関にアース製薬の『スーパーアリの巣コロリ』を置きました。

することがなくなりました。

 

私の膝の上で、きゅるさんがゴロゴロと喉を鳴らしています。

これはもしや、本当なら明日の予定だったけど、繰り上げて良いのでは?

きゅるさんの通院。

 

思い立ったらすぐにGO!

カバンに詰め込んで、かかりつけの動物病院に向かいます。

^・△・^「えっ? なんで?」

カバンに入れようとしたとき、珍しく抵抗しましたが、

入ってしまってからは暴れることもなく運ばれるおとなしさ。

お世話しやすい猫です。

 

病院に着くと、治療室から、先客の患畜の声が聞こえてきました。

^≧△≦^「うにゃ~お、うにゃ~お」

声のトーンがきゅるさんと同じです。女の子かな。

^・△・^「うにゃ~お」

^≧△≦^ 「うにゃ~お」

ドアを挟んで、交互に鳴き交わし始めました。

 

(°o°; あんたたち、会話してんの?

 

治療室から出てきたのは、綺麗な毛並みのミケさんでした。

膀胱に石とは呼べないほどの粒があったそうです。

網の洗濯袋に入れられて、待合のベンチに大人しく座りました。

並ぶと大きさの違いがいっそう際立ちます。

きゅるさん。あんた、ホントにでかいな…。

 

いつものように、お注射二本を打って『はいおわり』…。

そして、女医さんとお話しました。

 

ネコの癌の中で、頭部の癌は肺など内臓にできたものより転移しにくく、

見た目の悲惨さに比べて、余命が長いことが多いそうです。

そして、きゅるさん個人の場合

1.進行がかなり遅い。

2.内臓への転移はなさそう(ばくばく食べられるとはそういうこと)。

3.体力がある(体重に変化なし 5.12㎏)。

というわけで、もう一度、腫瘍切除ができそうなのだそうです。

 

切除して、レーザー照射…かな? で傷口を焼いて。

楽になるし、出血も抑えられるし、

切ったところも、肉がちゃんと盛り上がって傷口を塞いでくれる、と。

 

なんと! そんな設備があったのですか!

「でもねえ、手術にはお金がかかるでしょ?」

そりゃ、まあかかりますね。

「完治しないならやらない、って方もいらっしゃるし」

家族とはいえ、猫ですから。

「この子、かわいいでしょ? シャーって言わないし」

ありがとうございます。

 

やけに控えめに話して下さると思ったら、そういうことか。

お金のための提案だなんて思いませんって。

手術しなくても長生きするかもしれないし、

手術したその日のうちに、交通事故ってこともあるのです。

そんなこと言ってたら、生きる可能性を潰す。

『アリの巣コロリ』を置いて無益な殺生を企てる私が言うのもなんですが、

 

きゅるさん本猫に生きる気がある以上、家族としては

 

 \(°Д° 「お願いします!」

即決です!

 

「手術の日は朝から絶食しなきゃいけないのだけれど」

 

無理!

 m(       )m「お願いします!」

 

というわけで、日曜日に入院。月曜日に手術します。

猫らしく、一日でも長く、生きることを楽しんでほしいぞ。

お金のことなら心配するな。退職金マネーがあるからな。

 

空は曇っているけれど、心が明るくなりました。

さあ、お家に帰ってきたぞ。

思う存分食べるがよい。

あ、鍵を車の中に忘れた。しばらくそこにいなさい。

 

    ^・ω・^;「え?」

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このあと、カバンごと転がり落ちました。

 

    ^ー_ー^;「ひどいめに遭った…」

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ごめんよ。