ふと見上げると、庭木がぶつかり合っていました。
全体的に混み合っているのですが、特にこの辺りはひどいな。
真ん中にあるのはヤツデです。
こんなに背の高いヤツデ、ここ以外で見たことありません。
幸い根元から元気なひこばえが生えてきています。
こちらを残しましょう。
と、剪定ノコギリを探しました。
サビサビです。
これはいけません。
切る側の私にも余計な負担がかかりますし、ヤツデにもダメージが入りそうです。
研ぎましょう。
未だかつて、刃物を研いだ経験はありませんが、
最近種苗売り場で、研ぎ師さんがハサミを研ぐ様子を拝見したばかりです。
砥石と水があれば研げるはず。少なくとも今よりましになるでしょう。
\ 9:03開始です /
この場所なら、常にきれいな水が供給されます。やってみます。
地面に置いて、かがんで研ぎはじめましたらば
30分後…
案の定、腰とふくらはぎとアキレス腱が痛くなってきたので、移動しました。
金ダライいっぱいに水を張って、砥石とノコギリの錆を洗います。
あっという間に濁るので、何度も水を入れ替えて。
『歯のギザギザはみんな同じ大きさではない』ことに気づき。
背伸びをしたり、ナナメを向いたりして歯の当たる角度を変えて。
研ぎ始めて1時間ほど。
\ こうなりました /
手触りすべすべ。お日さまの光を浴びてキラキラ光っています。
やったね!
しかしここで、体力と気力と腕力が尽きました。
あかん。
日ごろから道具の手入れはきちんとしないと。
木の状態を見てからノコギリを研いでいたのでは、仕事になりません。
『泥棒を捕まえてから縄をなう』どころではない。
『泥棒を見かけたから藁を打とうかな』ぐらいののんきさです。
「まあ今日は風が強いから、木を切るのは危ないな」
はい。『酸っぱい葡萄』出ました。
ヤツデのお手入れは来週になりそうです。
※午後はヒューケラとクローバーを植えました。(ポタジェ予定地にて)