大きな手術を終えて、 きゅるさんが帰ってきます。
朝、お迎えに行きました。
治療室から鳴き声が聞こえます。
^・ω・^「ほにゃ~ん」
…寛いでおる。
看護師さんに両脇を捕まれて持ち上げられても、
抵抗もせず、だら~んとしています。
そのまますんなりとカバンの中に収まりました。
手間の掛からないネコだな、あんたは。
「今朝もたくさん食べましたよ」
獣医さんが、こちらが持参したご飯の余りを返してくれました。
えっ? こんなに残りましたか?
「はっはっは。そこまでは食べませんよ」
笑われてしまいました。
おかしい。
【本来の予定】 月曜日の午前中に手術
・日曜日の晩ご飯:アリ。
・月曜日の朝ご飯:ナシ(絶食)。
・月曜日の昼ご飯:△(術後のため)。
・月曜日の晩ご飯:アリ
・火曜日の朝ご飯:アリ
※絶食と食欲減退の反動で、月曜日の夜と火曜日の朝は食べまくる。
上記のように想定して、ご飯を持って行きました。
ところが、
【現実】 日曜日の夕方に手術終了
・日曜日の晩ご飯:アリ
※絶食、術後の食欲減退まるでナシ。
少々多めに用意はしてありましたが、
きゅるさんのたくましさは想像を超えていました。
それなのに、こんなに余るか?
釈然としないまま、車にきゅるさんを乗せて帰ります。
途中、ものすごく鳴きました。
うるさい。
そんなに病院の居心地がよかったのですか?
引き返しますよ?
家に着いて、カバンを一旦玄関に置いて、ちょっとひと息。
するとファスナーを少し開いたとたん、そこから飛び出そうとしました。
が、いろいろ(お腹とか)つかえて出られません。もがいています。
おもしろいので、しばらく観察することにします。
^・△・^💢「さっさと出しなはれや!」
無理してこじ開けようとしたので、毛がファスナーに挟まってしまいました。
動きません。
もう、世話の焼ける。
やっとカバンから出たらば、
ネコまっしぐら。
^・△・^「ごはん」
知ってた。
獣医さんの言う「たくさん食べる」は普通の元気なネコが基準。
きゅるさんの『たくさん食べる』との間には大きな隔たりがありました。
けどまあ、元気そうで良かったよ。
今回はエリザベスカラーもないし、好きに活動できるね。
『やっぱりお家はいいなあ』とか思ってくれてるかな?
ずっしりとBBAの膝にくるこの重み。
…まさか、またでかくなったんじゃあるまいな。