今週のお題「読書の秋」
「おばやん、19世紀のイギリスって、どんな感じ?」
どんな感じと聞かれましても。
……煤だらけ?
白い蛾が、周囲に溶け込むために自分を黒く変えるほどの大気汚染?
姪っこが聞きたかったのは、そういうことではなかったらしい。
貴族たちは、参勤交代みたいにロンドンと領地を定期的に行き来していたのか、とか。
そのとき各身分の状態はどうだっのか、とか。
「おばやんなら、いっぱい本持ってるから知ってるかと思って」
(°△°; わ、分からん。
えーと、ヴィクトリア女王の時代だよな。
イギリスがなんかこう、ものっそい金持ちだった時代で。
時代に乗り遅れた貴族は、だんだんビンボーになっていったような気がするんだが。
空気を察した姪っこは質問を変えました。
「じゃあさ、大陸でケルト文明が残っているのってブルターニュだけ?」
なぜそこに飛ぶのだ、姪っこよ。
「おばやんなら、資料持ってるかと思って」
すごく過大評価されております。
ケルトは難しいんだよ。
おばやん、分かんないよ。
(°~°;「ん~、ここ(実家)にはそういう本は持ってきてないな~」
何冊かみつくろってもっていかねばなりません。
姪っこ、花も恥じらう女子高生。
いったいどこを目指しているんだ。
「ん~、ただの趣味」
…そうかい。
この中に、要求を満たす本があればいいんだけどね。
おばやんは昨日amazonさんから新刊が届いたから、それを読む。
『聖☆おにいさん』の16巻