以前、こちらの記事で書きましたが ↓
※ 癌ネコきゅるさんの、うんちょ便り - やれることだけやってみる
小文字でしか書けなかったことを、長く看護師を勤めた知人に
「あのアイディア、いいですね」
と褒められました。
動物病院で話したら(どう反応してイイか分からない)という沈黙が落ちましたが、
女医さんが
「さすが日本製ね! 優秀!」
とフォローを入れてくれました。
実際、あれからきゅるさんの顎や首はヨダレでべとべとになることが無くなりました。
汚れによる毛玉もできなくなり、喉元のハゲも治りました。
癌は進行中で、舌の下、下顎は凸凹。本人も違和感があって気持ち悪いらしく、
怒りにまかせて自分の顔に往復ビンタのようなネコパンチを繰り出しています。
傷つき防止のための輪っかをつけてはいますが、きゅるさんの力は強い。
ショックを和らげるためにも、これはちょっと役立っているのではないかと。
だから、書きます。きゅるさんが存命のうちに。
誰かの役に立つかも知れない(立たない可能性の方が大きいだろうけど)。
【きゅるさんの朝】
ご飯を用意し、コタツの中からきゅるさんを出します(もちろん夜は電源off)。
顎と口の開閉の準備運動をしてから、きゅるさんはちょこっとご飯を食べます。
その間に、トイレをきれいにします。
2つ並べてあるトイレを、きゅるさんは交互に使います。すごい記憶力です。
前にどちらを使ったか、覚えてるんだなあ。
食べるのがイヤになってきたな、と判断したらおんもに出します。
冬になりまして、自発的には出なくなりました。放っておくとコタツに戻ります。
\ んもう、めんどうだなー / \ これはなかなか良い木です /
右の写真できゅるさんが乗っているところが、前に紹介した子猫を見つけた場所です。
※参照→ ちび猫をポイしていったのは、誰ですか! - やれることだけやってみる
はい、ここからが本題 \(°△°
『恥じらい』とか『ためらい』は不要。今朝、一般ゴミと一緒に出しました。
きゅるさんがおんもに出ている間に、コタツの前にカバー用グッズを準備します。
【用意するもの】
1.顔や口の周りを拭くためのもの
濡れているものと乾いているもの、両方あるとモアベター。
今回は犬猫用ウェットティッシュと、普通のティッシュを使いました。
2.生理用ナプキン
吸水性があって、水気が戻らず表面がさらさらになるなら他のものでもOK。
写真のものは、きゅるさんのサイズに合わせた『はだおもい(21㎝・羽なし)』。
3.セロハンテープ
2を貼り付けたとき、はみ出す部分を折り曲げて輪っかの裏側で固定します。
こんな感じです。最初は抵抗されました。
これをつけると不愉快な感じが軽減されると分かってからは、大人しいです。
一日2~3回。ご飯の後に取り替えます。
取り替えた後は、本猫も機嫌が良くなります。
そして、コタツの中に潜ります。輪っかがあるので入るのにひと苦労。
ちなみに、コタツの説明書には
「ペットを中に入れないで下さい。故障の原因になります」
と書いてあります。
訴える人がいるんだろうな。昨今はメーカーさんも大変です。
さて、きゅるさんの朝の日課はこれで終了。
残ったご飯を通いノラ猫のダイちゃんが食べます。
毛皮、ふっかふかやん…