毎日ノラ猫の観察にいそしんでいる私を不憫に思ってか、家族の者(続柄夫)が
「年明けにでも、子猫、見に行く?」
と提案してくれました。
見に行く? どこへ?
まさか猫カフェではありますまい。
ペットショップ?
お猫さまは高いのだぞ。知人宅のお猫さまはお迎えするのに20万もしたのだぞ。
そんなお金があったら、私は幸運機を買う。
もう見つくろってあるんだ。
\ 卓上コンロと同じ燃料で動くらしい /
「…保健所、とか?」
(° △ °; ほわああああっツ?!
そんなところに行ったら、もう、引き返せませんよ?
全員引き取るはめになって、大変なことになりますよ?
動物を飼った経験がない方には理解しがたいと思いますが
こちらの受け入れ態勢が整っていれば、ご縁はどこからともなくやってくるのです。
猫でも、犬でも、ウサギでも、鳥でも、タヌキでも。
で、今の私は『ノラ猫を観察する』という機会を得て、わりと楽しんでおるのです。
さて、ノラ猫かつドラ猫のダイちゃんです。
お皿に置いておくご飯を少なめにしてみました。
こういう場合、彼は煮干しをどうするでしょうか。
お昼前、お皿を置いて、私は花壇の手入れをしに庭に出ました。
11時半に作業を終え、道具を片付けて家の中に戻ってきますと
^>△<^『びょわ~っ! ふぐぉわ~っ!』
ダイちゃんはお皿の前で、ご飯の不足を訴えて鳴いていました。
煮干しはなくなっていました。
そして、両目から涙がたら~っと。
なんだかすごい罪悪感。すまんかったね。
廊下が暗いので画像がぼやけていますが、涙の筋、分かりますか?
あ、それから、ウェットフードを食べているときだけ触れるようになりました。
喉をゴロゴロ鳴らすわけでもないし、食べ終わるとすっと身を引きますけどね。
お腹がいっぱいになったら、またどこかに行ってしまいます。
最近は『どこかに行く』の前に『休む』が入るようになりました。
休憩時間も、休憩する場所も、変化しています。
ここが気に入れば、ここで過ごす時間は長くなるでしょうし。
何かあったら、もう来なくなるかもしれません。
実は飼い猫でした、という可能性もゼロではありませんから。
……しかし、ホント。丸くなったなあ。