\ 雪が積もりました /
こんな年の瀬でも、実家では大工さんたちが働いてくださっています。
明日もきてくださるそうです。
住人のいない家にひと気があるというのは、それだけでもありがたいことです。
まして、このような空気の冷たい日にまで。頭が上がりません。
そんなわけで、今日も実家に行ってきました。
ジャムにするために、キウイをお砂糖に漬け込んでから出かけましたら
到着したのは11時でした。
ノラ猫ダイちゃんの姿は見えません。今のうちにお昼をいただいてしまいましょう。
大粒カリカリをお皿に入れて、自分用のお茶を用意して、コタツに入ります。
では両手を合わせて
^ーωー^「ぼりっぼりっ、がりっ」
…いつの間に。
おとなしく食べているならいいです。一緒に昼食にいたしましょう。
そうそう、今日はちょっと確かめたいことがあるのです。
ダイちゃんがウェットフードを食べる時がチャンス。
^・△・^「びゃわ~ん(つかれた~)、びや~あ(やらかいの)」
はいはい。私が食べ終わるまで待ちなさい。
ウェットフードへの執着 > 私への警戒心
この習性(?)を利用して、ダイちゃんの歯の状況を確認します。自らの手で。
大粒カリカリを食べて涙をこぼすのは、歯に問題があるからではという疑念。
欠けたり抜けたりしていて、痛みがあるからなのでは?
※参照→ 猫が煮干しをまるごと残しました - やれることだけやってみる
獣医さんに連れて行けるほど親しくないので、自分で確かめます。
《手段・方法》
・『銀のスプーンとろ~りおやつ(ささみ入り)』をそっと差し出す。
・自分の手にもおやつをつけておく。
・おやつに夢中になって、チューブの延長上にある私の手もはむはむするはず。
・歯が当たる感触から状態を推測する。
※危険を伴います。良い子は決して真似しないで下さい。
《結果》
・歯の先に欠けがあるような引っかかりは感じられなかった。
・歯と歯の間に不自然な隙間はないようである。
・ぐらつきもナシ。
∴歯牙に治療が必要なほどの深刻な問題はないと思われる。
幼きころからよそんちの猫に手を出し続け、舐められたり噛みつかれたりした経験が
まさか、このようなところで役に立つとは。
お腹いっぱい。もう何も要求してきません。 くつろいでおります。
おや? なにやら音がします。
^・ω・^「ぐーー・・、ぐーー・・」
起きてますよね。イビキじゃない。
腹の虫、でもない。
まさか、あんた…。
(° Д ° ; 喉、鳴らせないんじゃあるまいね?
子猫だって、鳴らせるぞ?
「にゃー」が言えないだけでなく、ゴロゴロも?
喉の鳴らし方を忘れるほど、すさんだ生活を送ってきたのですか?
それとも単に、不器用なだけなのですか?
冬が過ぎて春になりますと、あちこちでウグイスの声が聞かれるようになります。
中には、人間の耳にも「へったくそやなー」と思われるさえずりもあります。
『ほーーーぅ…ほけきょっ』
『ほーー』の長音の部分の絶妙なデクレッシェンドから『ほけきょっ』を鋭く決める。
イイ声だなあ、と感じられるウグイスはそのへんが上手い。
春にはぎこちなかった若造ウグイスも、修練を積んで上手くなっていく。
その頃には夏が来てますけどね。
それと同じだ。
頑張れ、ダイちゃん。
ゴロゴロは無理だけど、「にゃー」の練習には付き合ってあげるよ?
大きなお世話かもしれないけどね。