『ターシャの庭づくり』という本を眺めていたら、ヒヤシンスを植えたくなりました。
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小学2年生のとき、学年22人中、私の花だけが茶色に咲いた苦い思い出。
ダメだったのはヒヤシンスだけじゃないんですけどね。
朝顔もあっという間に枯らしました。
木と緑と花に囲まれた田舎で、通学路の帰り道に、言葉通り道草を食べていた私。
桑の実(マルベリー)で口の周りを真っ赤にして道行く人を驚かせ、
自分より背の高いスイスイゴンボをボキッと折って、酸っぱい茎をかじったあの日。
*スイスイゴンボ=ここではイタドリを指します。
植物に囲まれて育った人間がみな、植物を育てるのが得意な人間に育つワケではない。
私がその見本です。
さて、園芸ショップに行きました。
チューリップが芽を出すこの時期に、ヒヤシンスの球根が売られているはずもなく。
探し回ったあげく、もう咲きそうな鉢植えを見つけました。
じーっと眺めていたら、後ろを通り過ぎる二人連れの会話が聞こえました。
「ヒヤシンスは小さいお子さんに人気があるな」
そんなことはないぞ、おじさん。
ヒヤシンスをもてはやしているのは、教育現場の人々ですよ。
育てやすいから、幼稚園や小学1・2年生のカリキュラムに入れてる自治体多数。
花の少ない時期に、成長を見ることができるというのもポイント高し。
水耕栽培セットに名札を貼って、自分の花が咲けば嬉しいですよ。
成功直後に「好きな花は?」って聞かれたら、そりゃ「ヒヤシンス!」ですわ。
「好きな花を描きましょう」って言われたら、チューリップやヒマワリだけどね。
それはさておき、買ってきました。これなら咲かせることができるでしょう。
花言葉のごとく、幼き日の悲しい思い出を超えて、美しい花をぜひ。
ピンクっぽい紫色 清楚な白
球根丸出しです。
これで育つんだなあ。むしろ丸出しじゃないとダメなのか。
本当は地植えしたかったんですが、注意書きを読んで諦めました。
そうだよなあ。霜の時期が終わる頃に咲くんだから。
花期が終わったら地面に植えてもいいらしい。それまで保つかな。
\ 日当たりの良い、キッチンの窓辺に置きました /
ここでよく、今は亡ききゅるさんが日向ぼっこを…。
超えたい悲しみがここにもありましたね。
^・△・^「にゃあ、にゃあ、にゃ? にゃ、にゃお、にゃあ、にゃあ」
やれやれ。
ノラ猫のダイちゃんが、ご飯の催促をしています。
『にゃ』が発音できるようになってから、ものすごく鳴きます。
※参照→ ノラ猫ダイちゃんの鳴き声が表記可能になりました - やれることだけやってみる
しんみりしているヒマもありません。
はいはい。今あげますから、ちょっと待ってなさ……
^・ω・^n「ひょっこりはん」
楽しそうでなによりだよ。