やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

まだ起きていない100の事件と、起こってしまった1つの事件

     \ ヒヤシンスが咲きました /

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部屋中が清らかな香りに満ちています。

しかし廊下に一歩出ますと、くっさい臭いで満ちています。

        ↓ 犯猫はコイツです。

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                          ※この写真は天気の良い日に撮影したものです。

お掃除して臭いをとることはできます。が、しません。

どうせまたスプレーします。

臭いをつけておかないと、安心できないから。

ご飯をくれるおばちゃんは、ほとんど不在です。

たぶん、住人がいてちゃんと守ってやれば、そんなにやらかさないと思います。

 

『安心できる場所』というワードをネットで検索してみました。

どっさり出てきました。

 

予想はしていた(=_=;

 

今、テレビをつけると、DVを受けた女の子の話題でもちきりですし。

 

長年教員をやっていますと、さまざまなケースにぶつかります。

中にはDVもあります。けっこうな数、あります。

 

例えば、公立の学校には原則その自治体に住んでいないと入学できません。

しかし、住民票が他の都道府県にあったりする。

さらに、ダミーの住所があったりする。

暴力を振るう人間から逃げているわけです。

 

他の例です。

生徒さんと楽しく談笑していて、頭ポンポンをしようとします。

その瞬間、ビクッとして両腕で頭をガードする子がいます。

長い間暴力を振るわれてきたため、条件反射になってしまっているのです。

 

DVを行なう側が親権者である場合、かなりの確率でその人は

モンスターペアレントです。

DV被害に遭っている生徒さんを無事保護したとしても、その人は学校に連絡します。

学校に押しかけて来た場合、他の生徒さんたちが怯えます。

仕方なく、校長とか教頭とか、それなりの肩書きを持つ者が先方に赴きます。

するとその人は、『校長が頭を下げに来た』と図に乗ります。

ますます手がつけられなくなります。

次はどこかな?

 

現場の教員・職員は、子どもを守りたい。

嘘じゃないですよ。

 

訴えられてもイイからこの子を家に連れて帰りたい(°△°

と思ったことが私にもあります。

守秘義務がありますから、お互い言えないこともありますけど

家族(家族親族教員だらけ)からも、そんな気配を感じたことがあります。

しかし、連れて帰ったところで根本的な解決にはなりません。

 

いつまで逃げればいいんでしょう。

どこまで逃げたら『安心できる場所』が見つかるんでしょうね。

 

本音を言います。

暴力振るってる側をなんとかしてくれえ!!(>△<;

その人を医療機関で保護してください。

緊急性はそっちの方が高いです。

適切な治療、カウンセリングが必要です。

現実には難しいですよ。

人権とかね、暴力を振るう人も等しく守るべき『人』だから。

本人もそれをよく承知していて、『盾』にしてきますからね。

 

逃げ続けている人たちのことは、当然のことながら表に出ない。

児童相談所が対応した件数』とかいう『数字』には出てきます。

数字 < 生身の人間

事件は未然に防ぎたい。

でも、今起こりつつある事件は『まだ起きていない事件』で。

永遠に起こらないようにするため、多くの人が心身をすり減らしている。

1つの事案にも、複数人が必要。

あとは推して知るべし。

 

お願いします。

『暴力』という名の病が治癒されない限り、被害者に安住の地はないんです。

たった一人が救えない。

悔しくてつらくて泣いたことが、私にもあります。