やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

法事のお値段

 今年も法事ラッシュです。

父の一周忌が終わり、これでおしまいかと思えばそうじゃなかった。

祖母と曾祖母の三十七回忌と、祖父の二十七回忌がありますよ。

わあ、集団でキターー!

 

筆ペンの使い方が上手くなったような気がする(°_°;

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ええっと、ですね。仏教徒である私たちにとって身近なこの行事。

『法事』と言ってますけど、

親戚やご近所の同行さんを呼んで会食する、というのを省略しておりますので、

         ※同行(どうぎょう)冠婚葬祭や法事のときに助け合う互助グループ。

『法要』というべきなのかな。

           

 ◇法要 = お坊さんに御経を上げていただくこと。

     【追善供養】

 ◇法事 = 法要+α(会食など)。

 

ま、一般人は区別する必要も無いし、ひっくるめて『法事』でいいでしょう。

人が一人亡くなると、しばらくは毎週法事がやってきます。

 

 0.葬儀

 1.初七日(しょなのか)

 2.二七日(ふたなのか)

 3.三七日(みなのか)

 4.四七日(よなのか)

 5.五七日(ごなのか)=三十五日(閻魔様のお裁きがある日)

 6.六七日(むなのか)

 7.七七日(なななのか)=四十九日(魂の行き先が決まる日)

 

『七七日』までが『忌中』です。神社へのお参りを控えたりしますね。

この日に親戚や同行さんが集まって『忌明け』の会食をする場合が多いです。

四十九日を『仕上げの日』として、御香典のお返しはこの日以降にします。

ただ、次に『百か日』が控えていますので、そこを『仕上げ』にしてもいいみたい。

そのへんは、まあ、生きている人の都合もありますし。臨機応変

『百か日』の次は『一周忌』です。

 

都合と言えば、法要は前倒しで行なわれることが多いのですが

ふたつの法要を一回にまとめてやったりします。

ウチもそうしました。

 ※『初七日』『葬儀』の日に。

 ※『二七日』『三七日』は抱き合わせで。 以下略

 

で、気になるのはお値段。

お坊さんにどのくらいお納めすればよいのか。

だいたい、地域や菩提寺、宗派などで取り決めが行なわれています。

参考までに、ウチの実家近辺のお値段を。

 

《葬儀》

 引導料 150,000円

 衣服料  30,000円 (ここには『枕つとめ』のお代が含まれています)

 お布施  20,000円

     ※セレモニーホールでお通夜や告別式を行なう場合は、そちらの料金に含まれます。

 

《法要》

  1報謝(法要1回分)

     御経料  15,000円

     御布施   5,000円

  2報謝(法要を2回分まとめた場合)

     御経料  25,000円

           ※封筒は15,000円と10,000円に分ける。

     御布施   5,000円 

     御膳料   5,000円 

 

お札を仏事の封筒に入れて、喪主のフルネームを表書きの下に書きます。

水引のついていない白封筒が便利でした。一番上の写真を見てね。

 

三周忌まではともかく、それ以降は自宅での法要はもう無理。

お寺でやってもらいます。

 

 御経料とお布施を三人前(?)、納めにいってきました。

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来年は父の三回忌と母の二十七回忌があります。

三年ほど前、ものすごくびっくりしたことがあって、

「おい、百回忌があるぞ」

 誰の?(°_°;

 

ワケが分からなくなりそうなので、『過去帳』を作って下さいとお願いしました。

戒名、俗名、命日を記入した冊子です。

先日、お坊さんから

「書けたよ」

と連絡をいただきました。

お値段が分かりません。直接聞きました。

「お金はいらんよ」

そういうのを書くのもお仕事のうちで、これは無料なのだそうです。

 

分からないことは聞くのが一番手っ取り早い。

そして間違いがない。

衆生を導くのも、お坊さんのお役目。

 

直接聞いて、いいんだよ \(°▽°

 

ーおまけ・お寺の帰りに見つけたものー

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黒いマルチシートの上に、どこぞの猫の足跡。

なぜそんなド真ん中を真っ直ぐに歩いたのか…。

 

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