やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

すっぽ抜けた鍬の柄をなんとかしたい

沈丁花のつぼみが、ようやくほころびてきました。

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三重県の公立高校の卒業式は、3月1日のところが多いです(全日制はね)。

なぜか卒業式の日は、寒いことが多いのですが、

あのシンとした空気には、沈丁花の清々しい香りがふさわしく感じられます。

 

さて、農作業ですよ。

トマトがいたプランターにジャガイモを。 トマト用土をビニール袋に保存しました。

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ジャガイモは『インカのめざめ』。前にポタジェに植えた残りです。

       ※参照→ 草原ポタジェ化計画 ~インカはめざめるかな?~ - やれることだけやってみる

保険としてここで育てます。

去年の夏、畑に植えたミニトマトが全滅の憂き目に遭い、

プランターの苗だけが生き残ったという、悲しい経験から学んだささやかな知恵です。

トマト用土は、ヤシの繊維。

燃えるゴミとして出すことができる、と袋に書いてありましたが

 

「土改に使えますよ」

 

と、農業屋さんのお兄さんからアドバイスをいただきました。

 

どかい、とは何ですか? (°△°

 

「土壌改良、です」

 

ああ、牛糞を土に混ぜ込んだりする、アレですね。

たしかにこれも有機物。捨てるのはもったいないですし、そうしましょう。

 

で、今日もサラダくんに頑張ってもらおうと思ったのですが、燃料切れ。

 

    \ さらに、鍬がすっぽ抜け /

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針金で応急処置をしましたが、ダメです。振りかぶると、すっぽんと私の上に落ちてきます。

 

昭和のコントか! \(°△°#

 

仕方ありません。今日も農業屋さんに行ってきました。

鍬の刃を持ってウロウロ。        柄だけでも売られているんですよ。

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替えの柄。長さも太さもタイプも、各種取りそろえられているのですが…。

おかしいな。合うのがありません。

写真で分かりますかね。ウチの鍬の柄は楕円形の棒です。

ところが、並んでいる鍬の柄は円形なのです。

一番近いのは、ハンマーの柄。しかし穴が合いません(当たり前)。

 

「お困りですか?」

 

声をかけてくれた二十代前半のお姉さんも、こんなタイプの鍬は見たことがない。

棒と鉄の刃だけの、いたってシンプルな構造。釘やくさびで止めるところもない。

 

30年以上昔に製造された骨董農具です(ー_ー;

 

祖父が使っていたものですから、お姉さんよりもこの鍬の方が年寄りです。

二人でウロウロしているところに、店長さんといつものお兄さんが。

 

「ああ、これはこうやって…」

 

お兄さんは私が持ってきた柄に刃を差し込んで、床に

 

ガツン!!

 

うわわ。お店の床が、床が割れませんか! という勢いで打ち付けました。

ガッチリと刃は柄にはまっていました。

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「これで一晩水につければ、しっかり固定されます」

 

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木が水分を含んで膨張しますからね。

抜けたらまた、同じようにすればいいんですね。

 

      \ こんな感じで、ガツンと /

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できるかなあ。

できなかったら、誰か助けてくれるでしょう。

ご近所の農プロが頼りです。