\ ホワイトデーのいただきものです /
どうにも、『エビで鯛を釣った』感が拭えませんが、嬉しいです。
私、常々思っておりました。
バレンタインデーは『チョコ祭り』に改名してもいいんじゃないか。
いつもはお目にかかれないような、珍しいチョコレートがお店に並ぶ。
そして、それをみんなでワイワイ楽しむ。
そんなフェスティバル。
チョコレート会社の陰謀でも、それはまあそれでいいじゃん、と。
ちょこっと調べてみたら、
バレンタインデーは陰謀じゃなかったよ Σ(°△° ノ
日本のバレンタインデー。
始まりはそんな浮かれたものじゃなかったです。
※参照 → バレンタインとモロゾフについて|モロゾフ株式会社
昭和6年(1931):神戸トアロードにチョコレートショップ(モロゾフ)ができる。
昭和7年(1932):神戸モロゾフの創業者さんが、欧米の習慣を聞いて感動する。
「2月14日には愛する人に贈り物をするんだよ」
この素敵な習慣を、日本に紹介したいとお思いになったのですね。
ところが時が流れ、バレンタインデーが日本に根付いてふと気がつくと
お中元・お歳暮化していたよ(°▽°;
まさか、義理チョコで悩む人たちが世にあふれるとは。創業者さんもびっくりです。
バレンタインデーの贈り物は『女性から男性に』、と方向まで限定されてしまっては
世の乙女たちから、
「あげたんだから、お返しが欲しいよね」
という不満の声が上がり始めるのは、必然と言えましょう。
義理チョコを買いにわざわざ出かけ、
人混みの中で、贈る相手によってお値段とデザインを変えてチョイス。
配る日は大荷物を持って移動です。
「お返しが欲しいよね」
この乙女の願いを叶え、圧に苦しむ男性を救うために立ち上がったのが
福岡県の和菓子屋さん『石村萬盛堂』のご主人。
…まあ、実際には少女雑誌の声から思いつかれたそうですが。
※コチラ→ ホワイトデーはここからはじまった / 石村萬盛堂 ホワイトデーの発祥
昭和53年(1978):マシュマロデー始まる。
バレンタインデーの始まりよりもずいぶん遅いけれど、こんなに昔に始まったのか。
世間に認知されるまでに時間がかかっておりますね。
男性にとって『買い物をするのは面倒臭い』『照れくさい』ものだったのでしょうが。
それ以上に
3月の真ん中は、忙しくてそれどころじゃない(ー_ー;
就職・進学・人事異動。決算期で奔走。予算の使い切りのため奔走。
和菓子屋さんはひと息つく季節だったのでしょうが、世間はそうじゃなかった。
インパクト云々より、そっちが大きいと思うな。
もちろん、私個人の感想です。
でもね、心のこもった贈り物は、やはり嬉しいですよ。
自分のために選んでくれた物。
選ぶためには、考えなきゃいけないわけで。
わざわざ私のことを考えるために、時間を割いて下さったことにも感謝です。
^・ω・^n 今日はご飯のお礼にモフらせてやろう
気持ちは嬉しいが、あんたをモフると手が汚れる。
しかも、なんだ。この『諦観』という言葉がぴったりの顔は。
あっ、こんなところにカサブタがあるじゃないか!
^・ω・^n んじゃ、また!
治ってきているみたいだから、いいけどさ。
明日は毛皮を拭いてやろう。
こまめな愛情は日ごろから。