こちらの地方でキツネノタバコと呼ばれています。本名が分かりません。
※本名:スズメノヤリ
などと、のんきな記事を書いている私ですが。
平成30年3月31日付で早期退職しております。
★★★早期退職募集制度★★★
職員の年齢別構成の適正化を通じた組織活力の維持等を目的として、45歳以上(定年が60歳の場合)の職員を対象に、透明性の確保された早期退職募集制度を創設。
平成25年11月1日から本制度に基づく退職(応募認定退職)が可能となった。
※引用元→ 内閣人事局|国家公務員制度|早期退職募集制度について
これは国家公務員対象のものですが、地方公務員も同じ感じで募集がきます。
今は定年60歳ですが、62歳、65歳とどんどん伸びていきそうですし。
退職金はどんどん引き下げになっていきそうな気配がいたします。
自分の健康状態は勤務に支障が出るほどでしたし、実家もコレですし。
他人様にご迷惑をかけつつ、定年まで勤めて半死半生になって退職するか。
今退職してHP・MPの回復に専念するか。
天秤にかけたわけですね。
『早期退職』に応募すると、退職金も少し優遇されます。
ここらが潮時かもしれん(°_° 9
そんなふうに考えて、応募いたしました。
ちなみに、何歳に退職するとお得か、計算していらっしゃる方もいますよ。
さて、早期退職募集の目的ですが。
★職員の年齢別構成の適正化を通じた組織活力の維持等
とありますね。
教育現場を見てみますと、
たいへんな高齢化社会です(°▽° ;
限界集落並みにたいへんです。
新規採用者募集の枠は少なく、大卒ストレートの若者などもう絶滅危惧種。
そして、めでたく定年退職を迎えた方が『再任用』として現場に。
もちろん、経験豊富な方が現場に残って下さるのはありがたい。
ただし、再任用の方々、お給料は退職前よりかなり下がります。
そんなわけで、結果としましては『早期退職募集』によって、
★年齢別構成の適正化=中堅層が抜けること。
★組織活力の維持=老人力によって組織を支えること。
★等=お金(人件費)の節約をはかること。
が実現されております。
さらに、今年の3月。
私のような健康不安を抱えた者にも公立高校から
『講師、しない?』
とお声がかかりました。
実は早期退職した年にも、お話をいただいております。
教育現場はいつも人手不足。
けれど世の中全体が人出不足だというのは、今日知りました。
世間知らずにもほどがありますねえ。
退職したくてもできない方がいらっしゃるんですって?
で、『退職代行業』がとても注目されているんだそうです。
代行業を頼ることに関しては、賛否両論出ていましたけど。
学生さんたちはあんなに頑張って『就活』しているのにね。
深刻な人手不足 と 就職の難しさ。
この二つがなんで両立できるのか、どうしても分かりません。
あちこち調べてみました。
★2019年2月の完全失業率:2.33%
★2019年2月の需要不足失業率:ー0.46%
★2019年2月の均衡失業率:2.79%
※→ 均衡失業率、需要不足失業率|労働政策研究・研修機構(JILPT)
完全失業率を二つに分けたものが、『需要不足失業率』と『均衡失業率』。
【需要不足失業率とは】
需要が回復すれば解消されると思われる失業率。
【均衡失業率とは】
労働移動に時間を要する等の理由で雇う側の欠員と同時に存在するような失業の分。
うん、分からん(°_°
分かりにくいから言い換えてみました。
★ものすごく働きたいのに働き口が無い人: 100人中 2.33人
その中で、
景気が悪いせいで働き口が見つからない: 100人中 ー0.46人
マイナスってことは景気が良くて働き手が足りないってことかな。
雇いたい人に巡り会えていない人など: 100人中 2.79人
あれ? 結局求職中の人の中にはあぶれる人もいるんですね。
そらそうです。そもそも完全失業率がプラスの数字なんだから。
景気は悪くないのに、結局仕事先はないのですか?
人出不足はどこへいった?(°△°;
人を雇うお金がないから正社員を募集できない分野もあるってことかな?
退職希望者が多くて、失業者をどんどん送り出しているところがあるとか。
もしや、公務員の『早期退職募集』の意図は
「お金節約したいし
どっかでボランティア的労働してきなさい」
ってことなのですか?
で、そのボランティア的就職先に教育現場も含まれる、と。
分からん。世の中の仕組みがまったく分かりません。
^・ω・^n 猫の手、かしてあげようか?
癒やし手として重宝しております。