♪ 月曜日は草刈りをして~。
♪ 火曜日は草を干したよ~。
毎日こんな感じの日々を送っております。
そろそろお湿りがほしいです。
ご存じですか? 草刈りは雨が降った翌日の方が楽。
なぜなら、草が水を吸ってピチピチしているから。
日照りが続くと、しんなりして刈りにくいのです。
田んぼもにもたくさん水がほしい季節
まだまだ小さい早苗ちゃんです。 土手にはツバナ。
ツバナは、こちらの方言ではツンバラと呼ばれています。
ツバナ → ツンバナ → ツンバラ
綿毛になってくると、ふわふわして子猫のしっぽみたいです。
新嘗祭(にいなめさい)という儀式があります。
毎年11月に宮中と伊勢神宮で行なわれます。
天皇陛下が収穫されたばかりの穀物を神様にお供えして豊作を感謝し、
自分も召し上がるという儀式です。
これは大嘗祭(だいじょうさい\おおなめさい)と呼ばれます。
このとき神様におすすめする稲を作る田んぼの産地が、なんと
亀卜で決まりました(°△°;
※亀卜(きぼく)
アオウミガメの甲羅を鼈甲(べっこう)職人さんが薄く削って、
神職さんが、それを焼きます。
神さまたちに占いでお尋ねするわけですね。
「どこのお米が食べたいですか?」
すると、お答えが『ひび割れ』という形で現われます。
今回のお返事は
「栃木と京都にしてちょうだい」
だったそうです。
※参照→ 皇居で「斎田点定の儀」 大嘗祭の米産地は栃木と京都に: 日本経済新聞
というわけで、栃木と京都。
それぞれに、神さまのお米を作る『斎田(さいでん)』が置かれます。
「どれを斎田にする?」ってどうやって決めるのかな。
占いかな。それはちょっと寡聞にして分かりません。
※栃木県と京都府が推薦するそうです。夕方のnewsで聞きました★
*栃木の斎田は『悠紀田(ゆきでん)』
*京都の斎田は『主基田(すきでん)』
ユキとかスキというのは、日本をざっくり東西に分けた特殊な呼び名。
*東『悠紀国』→悠紀殿にお供えするお米を作る。
*西『主基国』→主基殿にお供えするお米を作る。
こういう役割分担があるらしいのです。
※参照→ ご即位・大礼の主な儀式・行事 - 宮内庁
『悠紀殿』、『主基殿』は、大嘗祭が行なわれる大嘗宮の祭殿の名前です。
『大嘗宮(だいじょうきゅう)』は大嘗祭のために作られ、終わったら即撤去。
予算が問題になりましたよね。
※参照→ 大嘗宮の設営費、4億円増え19億円に 儀式後には解体:朝日新聞デジタル
難しいことは分かりません。
でも、こういう特殊な伝統や技術を継承する機会も必要でしょうし。
国民が納めた税金を使って、国民がうきうきした気持ちになるのなら、まあ…。
それに、経済効果も上がるんではないでしょうか。
と、元号が『令和』に変わったときのことを思い出すのです。
斎田に決まった田んぼ、おめでとうございます(°▽°
神さまが食べたいって。
つまり、稲穂が実るまで神さまたちが
「お米~おいしく実れ~」
って、見守ってくれるってことです。
きっと、豊作ですよ。
ーおまけ・本日のダイちゃんー
今日は家の中で待っていました。
ごはんを食べている途中、私がいなくなると気になるようで。
しばらくすると呼びに来ます。
^・△・^ 朝ごはんは、いっしょにたべる。
食べたらのんびり毛づくろい。
さっきブラッシングしたばかりなのになあ。
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