洗濯ネットに入って病院に行ったダイちゃん。
検査・手術を終えまして。当然のことですが、
\ 洗濯ネットに入って帰路につきました /
みなさまからの、温かいお言葉。とても嬉しかったです。
ダイちゃんも私も、心から感謝しております。
ありがとうございます。
帰宅後、ダイちゃんは洗濯ネットから出るなりごはんを要求しました。
お腹を空かせたチビにゃんたちも、ダイちゃんの帰りを待っておりました。
では、昨日の結果をご報告いたします。
1.「オスでしたよ」
……ダイちゃんから何かが生まれたのかと思いました。
獣医さんがおっしゃるには、保護されて動物病院にやってくるノラ猫たち。
保護した方が申告した性別と、実際の性別が違うことがあるそうです。
赤ちゃんの場合は見分けが難しい。
成猫の場合でも、捕まえて運んでくるのに必死。精一杯。間違いはあります。
見慣れたノラでも、『何となくメスだと思っていたらオスだった』ということも。
ダイちゃん、確かに、間違いなくオスでした。
ゆえに、シンプルな手術で済みました。
2.「残念ながら、感染していました」
※FIVとは:猫免疫不全ウイルス(Feline immunodeficiency virus)
あら~。
『猫免疫不全ウイルス』とは、いわゆる『猫エイズ』を引き起こすウイルスです。
このウイルスが体内に入りますと、追い出すことはできません。
ワクチンはありますが、『100%予防!』というものでもなさそうです。
ただし、感染力はあまり強くないので、空気感染や接触感染はありません。
もちろん、人間には移りません。人間のウイルスとは別モノです。
※ヒト免疫不全ウイルス:HIV(human immunodeficiency virus)
【感染経路】ウイルスキャリアの猫に咬まれると、その傷口から感染します。
同じお皿でごはんを食べる、お互いに毛づくろいをする、子作りをする…。
絶対、とは言い切れませんが、これらの行為では感染リスクはかなり低いようです。
ダイちゃんの場合、元ノラですから。ケンカの傷が原因でしょう。
※参照→ 猫の顔に天下御免の向こう疵があります - やれることだけやってみる
下の歯、『1本欠けちゃったな~』と思っていたら、なくなっていましたし。
出会ったときにはすでに感染していた、という可能性もあります。
【現在の状態】 ウイルスを持っていますが、発症はしていません。
ダイちゃんは、ウイルスキャリアですが『猫エイズ』ではありません。
【どうしたらいい?】 今はとくにすることはありません。
ウイルスの潜伏期間は5~10年だとか。
一生発症しないで暮らす猫もいます。
【発症させないよう踏ん張りましょう】 栄養と愛情。そして過ごしやすい環境。
免疫機能を高めておこう、というわけですね。
がんばってみます。
【他猫への配慮】 去勢したのでケンカはしなくなると思われます。
ダイちゃんのケンカ相手がウイルスキャリアだったのでしょう。
とすると、キャリア猫は他にもいるはずです。
キャリア猫をすべて探し出すことは無理だろうなあ。
【発症したら】 さまざまな病気にかかりやすくなります。
FIVそのものを追い出す治療法がありませんので、その都度対症療法になります。
お財布がピンチです。
がんばれ、ダイちゃんの免疫機能!
FeLV(猫白血病)とダブルでなかっただけ幸運かな(°_°
こちらは感染力がとても強いです。
ウイルスも宿主がいなくなったら滅びます。
感染力が強い=早く次の宿主が必要
つまり、病状が重篤になりやすいということです。
陰性でよかった。ほっとしています。
3.「ノミだらけでした」
えええええーーー?!
先月末に点薬したばかりですぞ(°△°;
獣医さんがおっしゃるには、最近はノミもたくましくなっているそうです。
市販の薬どころか、お医者さんたちが使う薬でも効きが悪くなっているとか。
「ノミがいなくなっただけでも、ラクになったと思いますよ」
ありがとうございます。
4.「気になるお値段ですが」
合計:29,160円でした。
検査・手術・全身のノミの駆除と投薬・ワクチン接種。
良心的な金額だと思います。
ただし、FIV陽性のため、後日また追加のお注射をしてもらいます。
次回もおとなしく洗濯ネットに入ってくれるでしょうか。
今日はもう、昨日のことなど忘れたかのようにいつも通りでしたけど。
朝ごはんを食べてくつろぐダイちゃん。
ところで、ダイちゃんの推定年齢ですが。
5.「さっぱり分かりません」
熟練のプロの目をも欺くダイちゃん。おそるべし。
友人が言いました。
『美魔女か』。
《商品リンク》水分補給用に出してみたら、とても気に入ったようです。
m^・ω・^m よかったら、こちらもどうぞなの。