台風です。
空は真っ暗で、実家の庭には大きな水たまりができておりました。
叩き付けるような大雨の中、チビたんがごはんを食べに来ました。
戸袋、というんでしたか。
雨戸を収納するでっぱりの下に、猫1匹分の乾いたスペースがありました。
そこで朝ごはんです。
いつも不思議に思うことがあります。
雨の日でも、野良猫はごはんを求めて動いております。
もちろん、天気の良い日より行動範囲は狭く、時間は短いでしょう。
ダイちゃんも昔は純然たる野良猫でした。
それが通いノラになり、現在に至るわけですが。
毛皮がほとんど濡れていないのは何故?(°_°
雨の当たりにくいところを選んではいるのでしょう。
でも、土砂降りですよ?
撥水加工されているのですか?
そんなわけはなく、猫の毛皮は撥水性がとても低い。
何でかというと、雨がほとんど降らない砂漠で暮らしていた動物だから。
撥水性など、必要ないわけです。
だから、猫の毛皮は一度濡れるとなかなか乾かない。
「水に濡れるのを嫌うのはそのせいです」
と、ほとんどの猫解説文に書かれております。
ちょこっとでも濡れると、神経質なほどなめる猫もいるらしい。
うちの子猫どもは、ねこねこミルクを背中にこぼされても気づきませんが。
いつもの風景。
雨の多い日本で、幾世代にもわたって暮らしているのですから、
環境に順応して、毛皮くらい進化してもいいと思うんですけどね。
サファリパークのライオンを見てください。
日本の冬の寒さに耐えられるよう、毛をもふもふ生やしています。
毛量と毛質では、やはり勝手が違うんでしょうか。
それとも、もっと時間をかければ水に強い毛が生えてくる?
『猫は経典をネズミの害から守るため、船に乗せられ日本に持ち込まれた』
という説を聞いたことがあります。
仏教伝来、ざっと1500年くらい前ですね。
が、実はもっと昔から猫はいたらしい。
古墳時代の須恵器に、猫っぽい足跡が付いていたとか。
骨が見つかった、とか。
*参考→ 猫はなぜ人間と暮らすのか? 日本と中国、どっちから来た?:イザ!
もしかしたら、中国や朝鮮半島経由以外のルートがあったのかもしれません。
シルクロード【絹の道】ではなく【猫の道】を通って来たんですよ、きっと。
本当のところ、どうやってきたの? (°_°
^・ω・^ こうやって…。
♪~ 板子ぉ いちまーい~ 生命ぃ~をはーった…… ※鳥羽一郎さん『男の港』より
ほんとに? (°△°;
^・ω・^ さあ…?