『月のうさぎ』で検索すると、セーラームーンが出てきます。
『月のうさぎ』というお店のステキ情報も出てきます。
知りたいのはそれじゃない(ー_ー;
幼稚園年長さんのとき、『月のウサギと地球のウサギ』という劇をしました。
☆☆☆
地球のウサギが二匹、宇宙船に乗って月に行きました(密航だったような…)。
二匹は食べ物を持たずに出かけたので、お腹ペコペコ。
動けなくなってしまいます。
困っていると、そこに月のウサギが現われます。
月のウサギはつきたてのお餅をくれますが、地球のウサギは
「これは石だ。こんなの食べられないよ」
と言って泣くのです。
そこになぜか妖精が現われて、二匹は無事に地球に戻ることができたのでした。
めでたしめでたし。
☆☆☆
私は劇中で月のウサギを演じました。
小道具を作っているとき、先生はウサギの耳のついたお面をくれて
「これに好きな色をぬってね」
と言いました。
私は迷わず、
青い絵の具を塗りつけました。
月のウサギは三匹。
他の二匹もそれを見て、お面を青く塗りました。
地球のウサギたちに何やら指示をして、先生が振り返りますと、
そこには『青いうさぎ』が三匹。
「えええーっ! 青なの?!」
……Φ(°▽°;
先生のイメージでは、《月のウサギ = 白》だったらしいです。
地球のウサギは茶色。大地の色を表しているらしい。
そして宇宙は黒い。
舞台は明るさに欠ける配色になってしまいました。
ところで、月に住んでいるウサギは何色なんでしょう。
* ↓ オカン精神を発揮して、子猫たちの残り物を片付けるダイダイ色の猫。
伝説を探して、ネットの海から四字熟語を拾ってきました。
金烏玉兎(きんうぎょくと)
*金烏 = 太陽に住んでいるカラス。または太陽そのもの。
*玉兎 = 月に住んでいるウサギ。または月そのもの。
烏兎(うと)という二文字でも、熟語として成立します。
太陽と月。日と月→月日→時間。
*烏兎匆匆(うとそうそう)=月日が経つのが早いようす。
一文字目と三文字目の漢字を組み合わせてネット検索してみました。
関係ないものがたくさん出てきました。
【金】と【玉】で【太陽】と【月】を表す例はない、と考えていいのかな。
ということは…(°_°
【金烏】の【金】はカラスを修飾するんですかね。
太陽に住んでいるカラスというと、ヤタガラス。
黒く描かれたものしか見たことがないのですが、実は金色なのでしょうか。
それともカラス自体が金(Au)でできているのですか?
【玉兎】の【玉】は、たぶん翡翠(ひすい)です。
高級な翡翠は、とろみのある白っぽい緑色。
月のウサギは、白っぽい緑色?
先生の方が正解に近かったかな…(°▽°;
なぜこんな太古の記憶が蘇ったのか、と言いますと。
最近、ブログの記事の中で『肌色』という言葉を使いました。
詳しく書くとアレなんですが、子猫からマンソンという虫が発見された話です。
* ↓ お腹にマンソンを飼っていた子猫たち
あれを読んだ友人が教えてくれました。
最近のクレヨンや色鉛筆に『はだいろ』はないのよ (。・ω・。)
知りませんでした。
別の名称に変わっていたようです。
うすだいだい。ペールオレンジ。
『この色は人間に使う色』という思い込みが無くなって、
子どもたちが絵を描くときの表現に幅が出ますね。
いつも、白と肌色は減りが遅くて他の色とのバランスが…。
え? 違う?
放送禁止用語?(°_°;
※検索してみました ↓
うーん。
『表現の自由』が尊ばれる一方で、使える言葉がどんどん減っていくような。
ちなみに、私が愛用している『日本語大辞典 第二版』(1995/講談社)には、
62 肌色
はだいろ 七世紀ごろは肉色を意味する宍色(ししいろ)といわれていた。
日本人の肌色よりもかなり美化された色を表す。*P2500より
と解説されています。
《かなり美化された色》。
1995年の時点で、肌そのものの色じゃないよ、とお断りしているわけですね。
差別問題をクリアするためなら、いっそ、しし色にもどしてもよかったんじゃ…。
あ、さっき表現の幅とか言っちゃったよ(°▽°;
勘違いされて、イノシシが全部この色で塗られたらエラいことですね。
ちなみに西洋の『はだいろ』は『フレッシュ』ですって。
新鮮採れたてピッチピチ。理想の、という但し書きがついております。
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