神無月。
日本の神さまがみんな出雲に出張しておられるというのに、
各地で祭礼が行なわれております。
まあ、そのへんは神さまだから(°_°
先日、ブログ巡りをしておりましたら、
「天照大御神って、兄弟がいたの?」
というお言葉を見つけました。
どっさりいます(°_°
古事記や日本書紀などで、天照(アマテラス)と同じ場面で生まれた
この二柱は有名ですが、
あるいはどちらかから生まれた神さまは、どっさりおります。
『古事記』を参照しつつ、ちょろりとまとめてみましょう。
☆ ☆ ざっくりあらまし・その1 ☆ ☆ ☆
▇ 宇宙は混沌としていた。
▇ 天と地が分かれたとき、三柱の独身神が現われた。
▇ ドロドロした地(国土)から、二柱の独身神が現われた。
▇ どこからか、五組の神が現われた。
神話の本編はここから始まるよ(°▽°
☆ ☆ざっくりあらまし・その2 ☆ ☆ ☆
▇ 独身神たちが、イザナギとイザナミに「国を生め」と命じた。
▇ 二柱から、日本の国土や神さまがどんどん生まれた。
例:大綿津見(オオワタツミ)=海の神さま
大山津見(オオヤマツミ)=山の神さま
▇ 火を産んだとき、イザナミは大火傷を負った。
▇ 瀕死のイザナミから、たくさんの神さまが生まれた。
※神さまが、排泄物や吐瀉物から生まれてきます。
▇ イザナミは死んでしまった。
▇ 悲しみと怒りで、イザナギは我が子である火の神を殺した。
性別は《男》? 《不詳》という説もアリ。
※殺された火の神の血からも神さまがどっさり生まれます。
神さまはどこからでも生まれるよ(°_°;
☆ ☆ ざっくりあらまし・その3 ☆ ☆ ☆
▇ イザナミは死者の国=黄泉(よみ)へと行ってしまった。
▇ イザナギは妻を諦めることができず、追いかけた。
※ 黄泉津平坂(よもつひらさか)を通って行きます。
※もともと『坂』とは『崖』を意味します。
▇ イザナギがたどり着いたとき、妻は変わり果てた姿になっていた。
▇ あまりの恐ろしさに、イザナギは逃げ帰った。
このへんは、ぜひ書籍を読んでね(°▽°♪
☆☆ざっくりあらまし・その4☆☆☆
▇ 逃げ帰ったイザナギは、気色悪さに体を洗った(禊ぎ)。
▇ 体を洗っている途中、たくさんの神さまが生まれた。
▇ 気分がさっぱりしたイザナギは、最後に顔を洗った。
※左目を洗った → アマテラス誕生。
※右目を洗った → ツクヨミ誕生。
※鼻を洗った → スサノオ誕生。
はい、有名どころの誕生です(°▽° ノ
ここまでに生まれた神さまは、おおざっぱな括り方をすれば
みな兄弟姉妹です(カグツチから生まれたのは伯父伯母か)。
アマテラスたちは、お父さんが単独で産んでいます。
「お母さんはイザナミです」と言い切るには無理があります。
が、この先ストーリーが進みますと、スサノオが
「お母さんに会いたい」
とか言い出すんですが。
お母さんって、誰?(°_°;
☆☆『日本書紀』に紹介されている一つの伝説☆☆☆
イサナギが「特別な子がほしいな」と銀色の鏡を掲げたらば
*左手に掲げた白銅鏡から → アマテラス
*右手に掲げた白銅鏡から → ツクヨミ
*よそ見をしていたら → スサノオ
古来日本では《左》の方が《右》より格上。
ゆえに三柱の中ではアマテラスが一番格上になります。
しかし、そうすると《鼻》とか《よそ見》とか。
スサノオが微妙(°_°;
他の二柱とのセット感から、はみだしています。
アマテラスとツクヨミは独身神です。
スサノオだけが、結婚して妻を持ちます。
※ツクヨミは『出雲風土記』の女神、都久豆美と同一神という解釈も。
じゃあ、どうやってアマテラスは子孫を残したのか。
ここでスサノオの役回りが見えてきます。
詳しくはきちんとした書籍を読んでね(°▽°
ですが、彼は仕上がりを見ることができませんでした。
神話は神話として味わいたい私ですが、
たぶん気のせいですが。
そういう分野は、他の方々にお任せします。
日本の神話は楽しいですぞ~。
ーおまけ・本日のねこー
朝、ダイちゃんが戻ってきていました。
昨日は《ねこねこ会議》だったそうです。
^ーωー^ ちょっとつかれた。
^ーωー^ ぱぱ、おかえり~。
今日も面倒見のいいダイちゃんなのでした。
《商品リンク》↓ なんというか、こう…。読んでください。
面白くなくても、お代をお返し出来ないのが心苦しいですが。
そのあたりは、ご容赦ください。