むか~し昔。
紀元前525年のことじゃったかのう。
エジプトとペルシアが戦争をしたのじゃ。
何としても勝ちたいペルシアは、卑劣な策を使いおった。
エジプトには
『猫を殺した者は死刑!』
という法があってのう。
猫というものは、それはそれは神聖な動物だったのじゃ。
そこでペルシア軍は、兵士たちの盾に猫をくくりつけたのじゃ!
これでエジプト兵は敵兵に斬りかかることができなくなった。
さらにペルシャ軍は、大量の猫を前線に送り込みよった!
これでエジプト軍は、敵軍に攻め込むこともできんくなった。
エジプト軍、絶体絶命!(°△°
敗走したエジプト軍はみじめに籠城とあいなった。
ペルシア軍は、またそこに追い打ちをかけたのじゃよ。
何をしたと思う?
猫どもを城の塀越しに投げ入れたのであるぞ。
そういうあれやこれやで、エジプトの第26王朝は滅び
第27王朝が始まったという。
※諸説あり(猫の盾とは『猫の絵であった』等)
・・・・・・・・・・
とまあ、そこまでの猫バカ国は歴史上そうそうないと思いますが
猫は世界中で愛されております。
※ちなみに古代インドでは、白猫以外は好かれていなかったようです。
猫は縁起の良い動物なのだそうです。
「可愛いから縁起がいいことにしちゃおう☆」
ということかもしれませんけどね。
夜目が利くことから、魔除けになるとか。
暗闇でも見通しがよいから、幸運にたどりつけるとか。
なんとかかんとか。
中でも、特に幸運を招くとされる色柄の猫がおります。
我が実家にも内外合わせて6匹も猫が居着いているのですから、
1匹くらい、福を招く猫がいてもよかろうと思うのです。
ざっと検索してみました。
《幸せを招くのはこんな猫》
1.白猫(アルビノ)
2.黒猫
3.オスのミケ
4.ハチワレ
5.白足袋(白くつした)
6.カギしっぽ
7.オッドアイ
こんなにあるのか(ー_ー
もちろん、地域差などもあります。
*ハチワレ → 〇 数字の『八』みたいで末広がりだから。
✕『鉢割れ』に通じるから。
まあ、全ては人間の勝手な解釈ですから。
では1匹ずつ検証します。
《我が実家に居着いている猫》
その1.ダイちゃん♂
本来『ハチワレ』は白黒猫のみを指します。
しかし近ごろでは『色は問わない』とする向きもあるようです。
ダイちゃんはしっぽの先を曲げるクセがあります。
骨は曲がっていません。
この場合、どうなるんでしょうね。
結論:微妙にハチワレ・自力deカギしっぽ。
その2.キジ♂
これも白黒ではないハチワレですね。
子猫だった頃、毛色はサバシロだと思っていました。
どうやらキジシロのようですが、サバシロに近い気もします。
口のまわり、そして腹に茶色の毛が生えております。
こんな感じです。
三毛猫ではありませんが、配色はほんのりと3色です。
結論:微妙にハチワレ・ほのかに三毛オス。
3.サバ♀
鯖のような色だからサバ猫。
その毛色から名づけました。
発音するときは『サバ(=シバ)の女王』と同じアクセントで。
結論:該当条件なし。
4.クロ♂
これは文句なし。
と、思っていましたら…
なんじゃこりゃあ(°△°;
直射日光の下で撮影したらこのザマですよ。
純粋な黒一色ではありません。
模様が隠れていました。
まあ、母猫がサバシロですから。
結論:なんちゃって黒猫。
さて、最後は中猫たちの母親です。
軒下に居着いたノラです。
5.ブチさん♀(郵便受けの上)
6.チビたん♀(下)
今日もよい面構えです。
ブチさんはサバシロ。サバとクロの母親(推定)。
チビたんはキジトラ。キジの母親(推定)です。
ブチさんは微妙にハチワレですかね。
チビたんのしっぽの先は、夏の終わりにケガにより丸まってしまいました。
結論(ブチさん):微妙なハチワレ。
結論(チビたん):後天的カギしっぽ。
以上のラインナップとなります。
はっきりと『福招き猫』と言い切れる者はおりません。
微妙でもいい。
なにか吉事をもたらしてほしい(°_°
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