「朝食には納豆が欠かせない」
「食後にはコーヒーだね」
こうおっしゃる方が、世間には多くいらっしゃいます。
私はといえば、
どちらも、ちょい苦手(ー_ー;
納豆はコレステロールを下げる薬だ、と思って食していた時期があります。
が、続きませんでした。
で、この二つですが、
同じ匂いを感じませんか?(°△°
ちょっと焦げ臭いような匂いです。
周囲の人々に尋ねても、誰も同意してくれません。
長年、疑問に思いながら放っておいたのですが、
ふと思い立って匂い成分を調べてみました。
きっと、同じものが含まれていると思うのです。
《納豆の代表的な匂い成分》
・ピラジン類
・ジアセチル
・低級分岐脂肪酸
『ピラジン類』は、香ばしい香りの素。
炒ったアーモンドやポテチにも含まれます。
『ジアセチル』は、バターの主な匂い成分。
他にコーヒー、ビール、清酒、蜂蜜、醤油、食酢…。
きたーーー!(°△°;
候補をひとつ見つけました。
『ジアセチル』ですよ。
ビールや清酒では、風味を損なうものとされているようですね。
では、コーヒーの側からも見てみましょう。
缶コーヒーとインスタントコーヒーに共通する匂い成分です。
《主な匂い成分》
・ピリジン
・メチルピラジン
・酢酸
・フルフリルアルコール
・シクロテン
・1H-ピロールカルボアルデヒド
・ヒドロキシピリジン
おや、同じようなカタカナの並び…。
ピラジンーー!(°△°
納豆の中にあるピラジン類…。
さらに検索。
メチルピラジン類、あったー!(°△°;
▇ 納豆とコーヒーに共通する匂い成分
・ジアセチル
どちらも、たくさんの食品に含まれています。
他に、納豆とコーヒーの共通点はないものか。
納豆は発酵食品。
んじゃ、コーヒーは?
《製造過程》
1.赤い果肉のついたコーヒー豆を収穫。
2.果肉部分発酵。
3.発酵した果肉を洗浄…。
発酵してるー!(°△°;
納豆は大豆そのものが発酵します。
一方、コーヒー豆自体は発酵しません。
発酵するのは外側の果実の部分で、それは洗い流されます。
でも、その発酵の匂いがコーヒー豆に染みついて、
取り除かれた後も残るということはあり得そうな気がします。
私がコーヒーと納豆に共通して感じるのは、
最初に書きましたが、『焦げ臭いような匂い』。
ならば、それは
◇ 香ばしさの『ピラジン類』。
◇ 発酵で生ずる匂い。
からくるのではないでしょうか。
と、時間をかけてあれこれしていたら、
こんなサイトさんを見つけました。
※そのものズバリ。
納豆とコーヒーに同じ匂いを感じている人は、
けっこういらっしゃるようです。
私の時間…。
・・参 照・・・
※納豆の匂い。
※コーヒーの匂い。
※コーヒー豆の発酵。