やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

麦の秋、実りを守る金の芒(のぎ)

金色のじゅうたんかと見ゆ麦の秋 楓屋

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麦の秋、麦秋(ばくしゅう・むぎあき)

夏の季語です。

 

穂にはまだ緑が残っています。

収穫はもう少し先になるでしょうが、

実から伸びる毛が色づいて、麦畑が輝いて見えます。

この毛、芒(のぎ)と呼ぶのだそうです。

あまり気にしたことはなかったのですが、

名前があったんだなあ(°_°

 

イネ科の植物は芒を持っているものが多いです。

が、栽培されている稲には『芒』はありません。

野生のイネにはあるそうですよ。

 

^・_・^やせいのイネ?

見たことないけどね(°_°

 

もともとは稲だって野に生えていたのですよ。

麦だってそうです。

数あるイネ科野草の中から人間が選びとって、

自らの手で育てるようになったのです。

稲は栽培化される途中で『芒』を失ったらしいです。

 

^・_・^ 人間のつごう?

チクチクするし邪魔だから(°_°

 

でもこのチクチク具合が、イネ科の戦略。

おいしい実を食べられないようにしつつ、

獣の毛皮にくっついて種を運ばせる。

つまり、芒というのは

野草の武装(°▽°

 

^・ω・^『ムギちゃん』ていう名前、もらったんだって?

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スルーですか。

まあ、真面目な話。

イノシシの食害に悩む山間部の田んぼでは、

芒を持った在来イネが利用されて一定の効果をあげているそうです。

 

※参考

research-er.jp

 

麦の芒はなくならなかったんだな(°_°

 

どちらも野生種が栽培化されたものなのに。

栽培化されてから何千年も経って、こんな差が。

 

^・ω・^ それより今日の畑は?

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はいはい。

様子を見に行きましょうか。

 

^・△・^ あっ!

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『バターナッツかぼちゃ』の芽が出ました!

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甥っ子と一緒に種を蒔いて。

トトロ踊りをしたのが、たしか5月7日でしたっけ。

よかったよかった。

 

^・ω・^ こっちも~ ♪

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ナスの花が咲いてる!(°▽° ノ

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小さいのがひとつだけですけど。

これからもっと咲いてくれるかな?

 

^ーωー^ よかったねえ。

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うんうん。

昨日の雨で、作物たちも元気になったようですし。

 

あっ!(°△°;

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ダイちゃん、ナスぽっきりは勘弁して下さいよ。

^・_・^; 気をつける…。