庭で草刈りをしていたら、上からキジが落ちてきました。
雉ではありません。
猫です。
木に登っていて、足を滑らせたようです。
私の上に降ってくるんじゃありません。
^>△<^パパー、こわかったよー。
猫は高い所を好みます。
それは
『森林に生きる孤高のハンター』
であったころの名残。
見晴らしの良い、高い木の上。
そこにはメリットがいっぱいです。
*敵に見つかりにくい。
*襲われる危険が少ない。
*獲物を発見しやすい。
*ノミ・ダニが少ない。
*他の個体に自分の優位性をアピールできる。
落っこちると大変なことになりそうですが、
優れた平衡感覚と柔軟な身体を持つ猫なら大丈夫。
心穏やかに過ごせる場所なのです。
よく猫と引き合いに出される犬。
犬だって高い場所が好きですが、木には登りません。
犬が好む「高いところ」というのは、丘や高台。
だって、犬は
『大平原を群れで駆けるハンター』
の末裔(まつえい)なのですから。
斜面を駆け上り、崖の上から月に向かって遠吠えしたりして。
カッコイイですね。
そんなわけで。
動物と一緒に暮らすための家を設計するときには、
「犬は平面、猫は立体」
犬のためには、水平方向の広がりを確保。
猫のためには、垂直方向の動線を確保。
それが快適空間を作り出す秘訣なのだそうです。
さて、このようによく対比される両者ですが、
ものすごく遡ると、祖先は一緒らしいよ(°▽°
^・ω・^; まじか!
◇犬猫共通の祖先『ミアキス』
*哺乳綱食肉目ミアキス科
*約6500万年~4800万年前に生息。
*生息地:北アメリカ樹やヨーロッパの森林。
*食べ物:小型哺乳類、鳥類、卵、果実など。
*体長:20~30センチ。
細長い体型で、脚は短い(後ろ脚の方が長いらしい)。
指はそれぞれの脚に5本ずつ。
引っ込めることのできる鉤爪がついていた。
長いしっぽを持つ、イタチに似た樹上生活をする哺乳類です。
犬も猫もアシカも、ここから枝分かれしたのだとか。
◇『ミアキス』想像図(楓屋画)
^・_・^ なにこれ。
がんばったんですけどね。
こっちの方が近いかもしれません。
※木登りするサバ。
森林生活を続けたものたちから猫が生まれ、
木から下りたものたちの中から犬が生まれた。
そして生命のふるさと、海に戻ったものがアシカに…。
^・_・^; ほんと?
今のところ、そういうことになってますね(°_°
新しい発見があれば、説は変わるでしょう。
細かいことを気にしてはいけない。
もっと遡れば、みんな同じ生き物にたどりつくはずです。
◇ミロクンミンギア(いらすとやさん)
今のところ『最古の脊椎動物』。
約5億2400万年前、カンブリア紀の海を泳いでいました。
^ー_ー^ さかのぼりすぎなの。
では、話を戻しましょう。
猫は立体に生き、高い所を好む動物らしいです。
私はまだ猫集会というものに遭遇したことはないのですが、
ボス猫が一番高いところに座っているイメージもあります。
ちょうど猫たちが一部屋に集まっております。
寛いでいるところを覗いてみましょう。
キジ:机の上。
クロ:本棚の上。
サバ:猫キャッスルのてっぺん。
ダイちゃん:on the こたつカーペット。
なぜ、ダイちゃんは平面的に生きているのですか。
優位性のアピールはどうしましたか。
ウワサによると猫にはすごい跳躍力が備わっているそうですね。
体高の8倍ですって?
だいたい私の身長くらいですよ。
そんな能力を発揮しているところも見たことないですが。
^・ω・^; 進化したので…。
…そうですか(ー_ー
だいたい、~70㎝くらいで生活しています。
《商品リンク》サバ使用中の『猫キャッスル』はこれです。