歌います(°_° ←音声なし
♪~(ひらがなonly)
じょーじょーかーくし ちゅーれんぼー。
はーしのしーたの ねーずみがー。
ぞうりをくわえて ちゅっちゅくちゅー。
ちゅっちゅくまんじゅは だれがくたー。
だーれもくわへん わしがくたー。
うらからまわって さんげんめー。
おもてのかんばん めーちゃくちゃー。
《漢字付き》
ジョジョ隠し、ちゅうれんぼう。
橋の下のネズミが。
草履をくわえて、チュッチュクチュ。
チュッチュク饅頭は、誰が食た。
誰も食わへん、わしが食た。
裏から回って三軒目。
表の看板、めちゃくちゃ。
・・・・・・・・・・・
ジョジョというのは、草履のこと。
奇妙な冒険をする方々ではありません。
そんなの、隠せません(°_°
幼い頃に歌って遊んだわらべ歌ですが、
ふと耳に蘇って気になりました。
注連坊って、誰?(°_°
ちょろりと検索しましたら、どつぼでした。
どっさり出てきましたよ。
この歌、西日本中心にあちこちに伝わっています。
そして、地域・時代によって違いがあるのです。
ネットからいろいろ拾ってきましたので、
ご存じの方、頭の中で再生確認お願いします。
▇ ジョジョ隠し
1.ぞうり隠し。
2.ゲタ隠し。
3.くつ隠し。
みなさまはどれですか?
ちなみに「ジョジョ」は見つかりませんでした。
なんでだ(°_°;
原型は『ぞうり』であると思われます。
※根拠は後ほど。
時代が進むにつれて、
『ぞうり』 → 『ゲタ』 → 『くつ』
と変化したようです。
▇ ちゅうれんぼう
1.クーネンボ
2.チューレンボ
3.ノーリンボ
4.チュウネンボ
5.シュウレンボウ
……
数限りない(°_°;
漁った限りにおいて、一番古いのは
明治生まれの方ご記憶の「クーネンボ」。
これは、一体何モノか。
……ミカンが出てきた(ー_ー;
お坊さんじゃなかった。
一番バリエーションが多い部分なのですが、
面白おかしくアレンジをくわえた結果かな。
謎は残りますが、ミカン説はいいですね。
後で饅頭がでてきますし。
おやつが二つ。
饅頭の後でミカンを食べると酸っぱいですが。
▇ 橋の下のネズミ
1.橋の下のネズミ
2.橋の下の子ネズミ
3.はしりの下のネズミ(京都)
4.柱の下のネズミ(京都)
京都では
『はしり(台所の流し)』→『柱』
の変化が見られるようです。
『橋』が京では方言の『はしり』になって、
『はしり』という語があまり使われなくなって、
『はしら』に変化したのかなあ。
このへんは京都出身の方にお聞きしたいです。
▇ 草履をくわえて
驚くべきことに、
この部分、ほぼ差異ナシ。
逆にすごい(°△°;
原型のまま伝わっている、と考えていいかな。
※ → 冒頭の原型は『ぞうり』と判断。
続きの『チュッ チュク チュ』については、
『チュッ チュッ チュ』の場合もあります。
▇ ちゅっちゅく饅頭
そんな饅頭はおそらく存在しないと思われます。
チュッチュク/まんじゅう。
▇ 饅頭は誰が食った?
▇ 誰も食わへん。
▇ わしが食った。
大事にとってあった饅頭を食べた犯人を探し、
犯人が名乗りでる場面ですね。
ここも歌詞はほぼ同じです。
言い回しに方言が表れるくらいです。
『食うた』・『食った』・『食た』。
『食わない』・『食わへん』。
リズムに合えばOK、ってことで。
――――さて(°_°
ここから、私の地方は孤立します。
▇ 裏から回って三軒目
▇ 表の看板・・・
1.表の看板三味線屋 裏から回って三軒目。
2.表の看板三味線や 裏から回って三軒目。
3.表の看板三味線で 裏から回って三軒目。
4.表の看板三味線だ 裏から回って三軒目。
最後のフレーズ、順番が入れ替わっています。
そして、よその看板は無事です。
めちゃくちゃになっている地域はありません。
看板が三味線?(°_°;
『三味線屋』が看板を表に出しているのか。
それとも三味線で作られた看板なのか。
多分、ネズミからの連想なのでしょうね。
三味線には猫の皮が使われていましたから。
猫はネズミの天敵です。
三味線のために猫が捕まえられて、
ネズミが繁殖したんでしょうか。
哀しいお話です。
◇*◇*◇*◇*◇*◇
こんなことを調べていましたら、
日曜日が終わりかけです(°_°
哀しいお話です。
☆興味がおありの方はこちらも☆
*草履隠しクーネンボ(履物隠し歌)鳥取市鹿野町鹿野/とりネット/鳥取県公式サイト
※おまけ・本日のとろねこ
ノラ母チビたんが玄関を守ってくれています。
^ー_ー^ネズミ対策は任せなさい。
ジョジョを盗まれる心配はありません。
めでたしめでたし。
^・ω・^間違いのご指摘・情報お待ちしているの。