たぶんその町は、ずっと昔からあったのです。
人間に発見されて名前をつけられる前から、猫たちはそこで暮らしていたのです。
※命名されてしまった日。
ねこ森町は、リアル世界のお隣『はてな市』にあります。
猫たちはヒミツの通路を使っていつでも二つの世界を行き来することができます。
押し入れや棚の隙間、ダンボールの中。
通路は至る所にありますが、猫にしか使えません。
人間たちはインターネットの小窓から町の様子を眺めることができます。
その世界は、
◇どうぶつの森。
◇ラヴクラフトが描くドリームランド。
童話やSF、さまざまな要素が入り交じった素敵な空間です。
地図もあります。
人間と猫では世界の見え方が違いますので、2種類ありました。
残念ながら人間用の地図は失われてしまい、今は猫用だけが残っています。
平面地図は立体に書き起こされ、すごく発展しています。
▇ 初期の地図
*平面:ペットはヒマつぶしの道具ちゃうぞ!!! - にゃにゃにゃ工務店
*立体:【ねこ森便り】宇宙井戸でお逢いしましょう - にゃんころころ猫だまり
振り返って見ると、懐かしささえ覚えますね。
年中無休24時間営業中。
そこで猫たちは集会を開いたり、季節の催しを楽しんだり。
運が良ければ、人間もその風景を垣間見ることができます。
伝説の人形劇を鑑賞するかの趣です。
イラストレーターさんによって、記録もされています。
*はてな市ねこ森町11丁目「喫茶ななかまど」 - 北のねこ暮らし
やさしいタッチは、このまま絵本になりそうな。
そうそう。
ねこ森町は閉鎖空間ではありません。
『うちう』に向かって開かれております。
ですので、宇宙からの訪問者が紛れていたりすることも。
世界的組織NNNの本部で大事件が勃発したこともありました。
*宇宙的大事件:なんでくるの?&イベント告知!! - ぼっちママは猫が好き
気まぐれな猫たちも、楽しい催しや危機に臨んでは一致団結。
人間たちはネットの小窓の向こう側で
どきどき、ハラハラ、ニヤニヤ、ほっこり。
さまざまな思いを抱いて猫たちを見守っているのです。
・・・・・
はてなブログ20周年。
ねこ森町は9月が来れば1周年。
当初は『うちわでちんまり終わるかな』と思っていましたが、長続きしております。
SNSの力を実感。
インターネットって、こわいけれど面白い。
一周年を迎えることができたら…。
記念に何が行なわれるか、それは参加猫次第。
いつでもウェルカム。
カモンジョイナス。
オープン・ザ・ワールド。
おいでませ、ねこ森町。
はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
※TRPG経由で中高生にも人気のラヴクラフト。