10月になってから、絶賛結実中のローゼル。
猫たちに見守られながら、ぼつぼつ収穫しています。
参照 ➽ ローゼル、収穫中
溜まる一方ですので、そろそろジャムを作ろうと思います。
ジャムになるのは赤い皮の部分です。
・実をくるんでいるむ苞(ほう)。
・苞のしたにあるとげとげした萼(がく)。
これを砂糖と水で煮込むだけ。
特別なことは何もありません。
☆砂糖の量は【苞+萼】の重さの1/2くらい。
☆水の量は【苞+萼】の重さと同じくらい。
砂糖の量が多くなれば甘くなり、保存性が高まります。
少なくても困ることはありません。
傷む前に食べ切ればOKです。
▇ ローゼルジャムの作り方
*材料:ローゼル(苞と萼)・砂糖・水
*調理器具:鍋(焦げ付きにくいもの)
玉しゃもじなど(かきまぜ・アク取り用)
*保存容器:瓶やタッパーなど。
1.実をむく。
大きな実15個で、だいたい100グラムくらいあります。
1キログラムの実から、400グラムの材料がとれました。
2.しっかり水洗いする。
ざぶざぶ洗って軽く水を切ったら調理開始です。
今回の分量は
*ローゼル(苞と萼):400グラム。
*砂糖:200グラム。
*水:400cc(2カップ)くらい。
うわ、砂糖が160グラムしかない(°_°;
微妙に足りませんが、まあ何とかなるでしょう。
2.鍋に材料を入れる。
大変です。
水の量を間違えて、600ccも入れてしまいました。
水が多すぎると煮詰める時間が長くなります。
焦がさないように気をつけなくては。
3.ことことこと。
中火から始めて、煮立ってきたら火を弱めます。
4.アクをとる。
細かい泡のようなアクが出てきます。
すくって捨てます。
味見をするなら、この時点ですね。
砂糖が40グラム分不足していましたが、
すっぱー(°*°;
やはり甘みが足りません。
引き出しを漁りました。
沖縄黒砂糖が出てきましたので、迷わず投入。
南国出身の植物に南国産の黒砂糖。
合わないはずがありません。
5.とろりとしてきたら、火を止める。
水を入れすぎたせいで、40分ほどかかりました。
固めに仕上げれば、ジャム。
水分が多めなら、ソース。
なんなら、コンフィチュールと呼べばいい。
呼び方ひとつでイメージが変わります。
6.粗熱をとる。
冷めるまでしばらく置いておきます。
できたて熱々のときより、とろみが増します。
とろ~り。ジャムらしくなりましたよ。
7.保存容器に移し替える。
そのへんにあった瓶を使いました。
前もって煮沸消毒しておくと安心ですね。
鍋に水と瓶を入れてぐらぐらするだけですから。
そんなに手間もかかりません。
8.実食。
いろいろと調理過程に不安はありますが、見た目はいいです。
白いヨーグルト薔薇色のローゼルジャム。
へたくそな写真ですが
伝われ、この美しさ!\(°△°
お口に入れると広がる、甘酸っぱい香り。
味の系統は酸味のあるベリーに近いかな。
伝われ、この美味しさ!\(°△°
きび砂糖に黒糖をミックスしましたが、大丈夫でした。
かえって風味が出たかもしれません。
洋酒を入れたり、いろいろアレンジができそうです。
機会がありましたら、ぜひお試しを。
さて、これは家主さんにお納めしましょうか。
毎日猫たちがお世話になっていますから。
キジ、またもや母屋に侵入中。