*時雨(しぐれ):初冬のころ、降ったりやんだりを繰り返す通り雨。
晩秋・初冬の季語。
*時雨虹(しぐれにじ):時雨のやんだあとにかかる虹。
冬型の気圧配置になると、日本海から細かく散らばる雲が流れ込む。
雨が降るぐそばで日が差すことがあり、この季節はよく虹が見られる。
すぐに消えてしまうことが多く、そのはかなさが美しいとも言われる。
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本日のお天気も気まぐれ。
お昼と夕方、2回も虹を見ました。
時雨のおかげです。
ただ、こうくるくる天気が変わりますと困ることも多いです。
風も強いですし、おちおち洗濯物も外に干せません。
よそんちのベランダや軒下に揺れるお洗濯物を見て、
つらつらと遠い昔のことを思い出しました。
私が子どもだったころ。
さすがにメガテリウムは地球上からいなくなっていましたが、
まだ祖父母や曾祖母まで存命だった時代です。
小学生のころであったでしょうか。
急な雨に、慌てて洗濯物を取り込みに外へ走る祖母。
;°△°)/時雨や時雨や、大阪しぐれやー!
……毎回これでした。
このセリフとともに庭と家を往復していましたっけ。
わりと大きな声で。
冷たい雨は、よう分からん記憶を呼び覚ましてくれます。
もうちょっと風情のあることを思い出したかったなあ。
ま、いっか。
せっかく新しい季語を覚えたことですし、一句詠んでおきましょう。
時雨虹 いらんことまで 思い出し by楓屋
お粗末様でした。
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☆おまけ:本日の猫
パラパラと大粒の雨がまばらに降る中。
猫たちが畑に向かってダッシュしていきました。
n^・ω・^n 雨が小やみのうちに!
先行逃げ切りを図るダイちゃん。
スタートで遅れをとったサバが追いかけます。
n^・ω・^n 射程距離なの!
コーナーをしなやかな身のこなしで曲がるサバ。
さあ、追いつくか。
n^・ω・^n とらえた!
結局、全員が出かけて行きました。
Nature calls them.
びしょ濡れになる前にさっさと帰宅。
そして草の実だらけ。
自分でとりなされ。
^・ω・^ 何のためのブラシか、と。