強風が吹き荒れるある朝のこと。
猫たちのお皿を洗って廊下に出ますと、
耳をピッと立てて唸るクロ(4歳♂)。
^・_・^ むー。
よその猫が来たようですね。
私の目の前でケンカは困ります。
そっと立ち去っていただきましょう。
視線が向いている方、人間用玄関を開けますと。
^・_・^ なにかあった?
食後の花摘みから帰還したサバ(4歳♀)。
よそサバではなく、うちのサバです。
クロが姉とノラ雄を間違うことはないでしょう。
移動したのかな(°_°
反対側に回ってみました。
誰がいるのか、デジカメ望遠を使って確認します。
お隣にぽとんと白いもふ。
サイズ的にボスシロ(推定6歳~♂)ですね。
お隣さんちのこの場所は猫たちのお気に入り。
ノラ猫、よそんちの猫、うちの猫。
複数の猫たちが利用しております。
^・_・^ ……。
じっとボスシロを見つめるキジ(4歳♂)。
あの場所で転がりたいのでしょうか。
キジは基本も応用もビビりんちょ。
対してボスシロは歴戦のノラ雄。未去勢。
実力にはすごく差があります。
たぶんケンカにはならないでしょう。
面白そうなのでちょっと観察。
^・ω・^ ここ、いいですか?
じんわりじわり。
相手の様子をうかがいつつ近づくキジ。
^・ω・^ よいしょっと。
キジころりん。
彼は何がしたいのでしょう。
ボスシロの後ろ姿がちょっぴり困惑ぎみ。
^ーωー^ いいお日和ですね。
^ー_ー^ 風びゅうびゅうだけどね。
そんな会話が聞こえてきそうです。
ちょい前のことですが、
ボスシロを追うキジを見たことがあります。
「追いかける」ではなく「後を追う」感じ。
てことこと後ろをついていきました。
慕っているのか?(ー_ー;
ナワバリを見せてもらっているのかな。
単にそのときの気分かも知れませんが。
^・ω・^ あの~…。
さらに歩み寄るキジ。
と、そこに
^・△・^ なにやってんのー!
クロが乱入。
お耳ぺったん。威嚇の体勢に入りましたよ。
万が一に備えて私も接近いたします。
^・_・^ やれやれ。
悠々とボスシロは去り、キジしょんぼり。
^・_・^ いなくなった。
ふたりでボスシロの行方を確認中。
^・_・^ どうなった?
反対方向からサバ登場。
この後、3猫はぐるりと周囲を巡りました。
で、思ったのですが。
ボスシロ、穏やかになったなあ(°_°
彼を初めて見たのは2年前でしたか。
そのときは全身から危険なオーラがびしばし。
うかつには近づけない雰囲気を漂わせていました。
当時ご近所には推定年齢4歳・未去勢の雄が複数。
3猫の父ダイちゃん(途中で去勢)も含め、
あっちでぎゃあぎゃあ。
こっちでウォ~。
しのぎを削っておりましたっけ。
2歳だったキジも大けがを負いました。
※当時の映像。
あれから2年。
ボスクラスの猫たちはみんな歳をとりました。
新たな若い猫の参入もありません。
大きなケンカはなくなったような気がします。
おとなの落ち着き?(°_°
ボスシロはたまに、妹が出勤するとき
^・ω・^ いってらっしゃい。
と声をかけてくるのだそうな。
変わったなあ。
猫は4歳あたりが一番荒々しい時代。
6歳くらいになると精神的に成熟。
そうして性格が穏やかになっていくのかな。
いや、単に老化のせいかな(ー_ー
……と、よしなし事を考える私なのでした。
すっぽり。
^・ω・^ 猫生いろいろ。