その日はみたらし団子の気分でした。
いつものスーパーに行きまして、和菓子コーナーに寄りますと。
おお、これは(°▽°
和菓子屋さんのみたらしが置いてあるではありませんか。
しかも、串に団子が五つ刺さっていますよ。
少々お高いですが、ここは迷わず購入です。
二種類買っちゃった☆
*お団子五つ:地元和菓子屋さんのみたらし
*お団子四つ:大手菓子メーカーのみたらし
私が幼い頃、みたらしの団子は五つが主流でした。
スーパーに併設されたお店から漂う香ばしいかほり。
ああ、追憶のみたらし。
む、たこ焼きの匂いもまじっていますね。
もっちりみたらし猫。
みたらし団子の発祥は下鴨神社。
祭礼の神饌菓子として、昔は氏子さんのご家庭で作られていたようです。
神さまにお供えして、そのお下がりをいただきます。
もぐもぐ(°~°
下鴨神社のみたらし団子はひと串に五つ。
なぜ五つなのか。説は二つあります。
*人間の五体を象(かたど)っている。
*後醍醐天皇の故事による。
五体というのは、頭と両手両足。
この『人形団子』には厄除けの意味があるらしいです。
健康祈願もぐもぐ(°~°
後醍醐天皇説の方は、御手洗池で起こる現象が由来。
下鴨神社にある御手洗池は湧き水。
地下水が湧き出るときに泡がぷくぷく上がることがあります。
手を清めているときに泡が出てくると縁起が良いのですって。
後醍醐天皇が手を洗ったときは泡が五つも出た、と。
福運招来もぐもぐ(°~°
☆詳しいお話はこちらで。
団子の数が四つになったのはお江戸の事情だそうです。
幕府が四文銭を発行したのがきっかけとか。
このコインが使い勝手がよかったらしい。
値段が四の倍数のものが多くなったのですって。
そこで団子の数もキリよく四つになった、と。
お団子四つのみたらしはお江戸発祥なんですね。
みたらし団子の歴史に思いをはせつつ
ごちそうさまでした(ー人ー
どちらも美味しゅうございました。
今度は三色団子が食べたくなってきました。
食欲の秋です。
四連だんご猫。