そろそろ梅雨も明けようかというころ。 じめじめと暑い朝。夜明け前。 救急車のサイレンで目を覚ました。 音はどんどん近づいてきて、ぴたりと止んだ。 道路を挟んで、はす向かいのアパートのあたり。 白い空の下に、しんとした静寂が落ちる。 胸がどきどき…
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