やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

突撃! あそこの法務局

 

地方法務局に行ってきました。

一生に一度はあるであろう、相続登記のためです。

なんで台風の日に?

  天気がいい日は、畑があるから

です。

 

ここを訪れるのは4回目です。あらましは次のような感じ。

 

1回目:相談員さんから登記の説明を聞く(要予約)

相談員さんはどうも現職の方ではなさそうです。

経験を山のように積んでいそうな気配がします。

流ちょうな説明は『立て板に水』。

途中から妹の顔が弥勒菩薩になりました。

    【教訓】相談員さんは説明をする人である。それ以上期待してはいけない。

 

2回目:書類をそろえて窓口へ(予約不要)

どのような書類が必要かは、相談員さんが説明してくれました。

法務局内で手に入るのは『登記事項証明書』のみ。

あとは市役所や役場で手に入れます。

本籍地が現住所から遠いと戸籍全部証明書を取り寄せなくてはなりません。

自分で作成しなくてはならない書類もあります。

登記申請書、遺産分割協議書、相続関係説明図などです。

インターネットからサンプルをダウンロードすることができます。

          ※このときは『登記申請書』に、空欄があったのでやり直し。

    【教訓】ネット大活躍。司法書士さんのサイトがとっても役立つ。

 

3回目:『登記申請書』の空欄を埋めて窓口へ

土地・建物の評価額の合計と登記手数料は、自分で計算しなくてはなりません。

細切れの土地がいくつもあると、計算間違いもするでしょう。

わたしはそろばんで計算しました。

手数料分の収入印紙』は法務局内で買うことができます

『登記申請書』には、不動産の一覧表をつけます。気をつけることはコレ↓。

複数枚にわたると、ホッチキスで留めてページの境目すべてに申請書と同じハンコで割り印を押さなくてはなりません。

          ※収入印紙を買うお金を忘れたので出直し。

    【教訓】:お金とハンコは必ず持って行こう。

 

4回目:すべての書類をクリアファイルに入れて窓口へ

やっと書類を受け取ってもらえました。

このときに『受付番号を教えてください』と聞いて控えておくと便利だそうです。

登記が完了するまでに5日くらいかかります。

何かおかしなところが見つかると、電話がかかってきます。

覚悟しておきましょう。 

   【教訓】:たった5日。でも、待ってる間は落ち着かない。

 

はっきり申し上げましょう。

精神衛生上、プロに任せる方が絶対にいいです。

お金はかかりますが、そうそう平日に時間は作れません。

市役所も役場も法務局も、24時間営業じゃないんです。

「お気軽にご相談ください」ってのぼりが立っているかもしれませんが、

法務局の職員さんも、いっぱいいっぱいなんです(たぶん)。

 

今日も、サラリーマン的な格好をしたお兄さんが、窓口で

「相談をお願いしたいんですけど」と言っているのを見かけました。

その背中に向かって私は言いたい。

司法書士さんの事務所で、

 『相続諸々まとめて丸投げパック』

    (※友人による命名)

をお願いしましょう。

勤め人なら、絶対その方がいいです。

 

無職にだって都合はある。

収入はないけどな。

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