サルトリイバラ。
サルトリイバラ科・サルトリイバラ属。
日本全土に自生。
マンジュシバ、ガンタチイバラ、ガントシ、サンキライ、カシワ。
地方によりさまざまな名称で呼ばれていますが、
こちらでは単に「いばら」と呼んでいます。
掘っ立て農具小屋のそばに生えておりましたので、
トゲに気をつけつつ、葉っぱを10枚採りました。
さあ、いばら餅を作りましょう。
「いばらもち」は「いばらまんじゅう」とも呼ばれます。
どうやら伊勢国の郷土料理らしいですね。
幼い頃から普通にあったので知りませんでした。
▇ 材料(5つ分)
*いばらの葉:10枚
*小麦粉:100gくらい
カップで計ると150cc
*熱湯(ポットのお湯でOK)
*あんこ
▇ 調理器具
*ボール
*蒸し器
▇ 手順
1.小麦粉に熱湯を少しずつ注ぎ入れてこねる。
2.耳たぶくらいの固さになったら丸めて伸ばし、あんこを包む。
3.いばらの葉で挟んで、蒸し器で蒸す。
田舎のおやつですので、いたってシンプル。
各ご家庭で、ささっと目分量で作ります。
作ってみるか(°_°
あんこだけ購入して帰宅しました。
※小麦粉がありませんでした。
かろうじて残っていた上新粉を使います。
あとはお好み焼き粉とパン粉しかありません。
それよりはずっといいはずです。
※間違えて水を注いでしまいました。
小麦粉がなかったため動揺していたのでしょう。
あとの祭りです。このまま続けます。
※こねこね。
感触を確かめながら水を入れていきます。
失敗は許されません。
入れすぎたら、足す粉はないのです。
※なんとか塊になりました。
耳たぶの固さというのが分かりません。
自分の耳たぶと比較しても分かりません。
まあ、まとまればいいでしょう。
※5つに分ける。
上新粉を水で練ってしまった場合。
先にこれを蒸してから、あんこを包むとよいのです。
成形しやすく美しく仕上がります。
…すっかり忘れていました。
※あんこを包みます。
ボロボロです。
お湯で練っていればこんなことには…。
あ、葉っぱが9枚しかない。
※蒸し器で蒸します。
ごまかしつつ蒸し器に並べまして。
蒸すこと10分ちょい。
※こうなりました。
※いただきます。
いろいろありましたが、一応完成。
へんてこな作り方をしましたので
すごく腰がある(ー_ー;
味は悪くないのですが
『がっちりした団子にあんが入っている』
そんな和菓子になりました。
小麦粉で作りますと、
☆ほんのりクリーム色の肌。
☆つるんとした舌触り。
そんな素朴なお菓子に仕上がります。
お試しください。
猫に取られないよう置き場所には注意。
^ーωー^ 小麦粉スキーです。
鋭い嗅覚には、まったく油断がなりません。
上新粉も好きなのかな。
試すつもりはないですが。
・*・*・*・*・*・
^・ω・^ ねこねこQ、第2弾もよろしくなの。