かかえ-けりけり-がぶりえる
【抱えけりけりガブリエル】
親しい人間に対して、猫が繰り出す技。
両手で人間の手や足を抱え込み、動きを封じておいてから両足で蹴りながら噛みつく。
甘えたいとき、構ってほしいときに見られる行動。
抱え込んだ人間の手足に頭や顔をこすりつけたり、喉を鳴らしたりもする。
興奮すると手加減を忘れることもあるので、気をつけないと人間がケガをする。
構い過ぎなどで機嫌を損ねたときにも同様の行動が見られる。
怒っている場合には、顔をこすりつけるなどの愛情のこもった行為はない。
攻撃を加えた後、さっと人間のそばから離れていく。
猫の様子をよく観察し、気持ちを感じ取ることが求められる。
*参考:かみ癖のある猫の呼び名
ガブちゃん、ガブリエル、ガブリエラーなど。
大天使ガブリエルとは何の関係もないが、猫への愛が感じられる命名である。
ちなみに、猫飼いの多くは猫の前足を『お手手』。後足を『あんよ』と言う。
*狩猟動物としての本能が垣間見られる動き。
*衣類越しだとこちらのダメージが軽減される。
*許されることを知っているあざとい表情。
*飽きると、さっと去って行く。
◇最後に◇
この用語解説は、いち猫飼いの観察によるものです。
正しい知識を求める方は専門書等をお読み下さい。
^・ω・^; 本当に使われてる言葉なの?
さあ、どうでしょう(°_°;
こういう言葉は同時多発的に使われ始めますし。
誰かは使っているのではないかと。
『ガブリエラー』も気がついたら使われていましたし。
※初めて『ガブリエル』という表現を知ったのは、2010年頃。
魔神ぐり子著/「楽屋裏-貧乏暇なし編-」だったと思います。