霜のにおいが残る朝。
キジが灯籠の下に頭をつっこんでいました。
そんな日の当たらない場所で、何をしているのでしょう。
猫の気持ちは分かりません。
廊下の掃除をしていましたら、
カーテンの陰から外を眺めるキジ。
窓辺には暖かマットを複数用意してございます。
なのに、なぜ直に木の床に座っているのか。
分かりません。
カーテンぴらり。
しうまい。
安眠を妨害されてむっとしたのでしょうか。
マットの上に移動しました。
それは夏用のひんやり枕です。
むっちりはみ出す6.8㎏。
背中がちょっぴりオコ。
何も言いますまい。本猫がいいならそれでいい。
北風ぴーぷー。
誰もついて来てくれないのでひとりで畑に行きました。
戻ってきますとサバがお出迎え。
郵便受けの前で日向ぼっこですね。
絵に描いたような田舎の風景ですよ。
ぽかぽか。
さあ、お家に入っておやつにしましょう。
クロがお気に入りのベッドでほっこり。
ここはほぼクロ専用となっております。
キジはどこにいるのかな。
ふくらんだカーテンをめくってみますと、
いや、それは無理があるでしょう。
これは小さめのサバ用ベッドです。
でろ~ん。
寝返りを打つとはみ出します。
起きて半畳。
寝ても半畳。
猫は液体。
されどおのずから限界あり。