九月も終わりかけのとある朝のことです。
サバが離れの玄関が開くのを待っていますと
^・ω・^ おはよーございます。
中からにゅるりとペソが出てきました。
まあ、最近おなじみの風景です。
^・_・^ お先に。
すたこらと入ってゆくサバを追いかけて、
なぜかまた出てくる。
^・ω・^ おはよーったらおはよー。
扉にすりすり、ぐ~るぐる。
いったい何往復するつもりなのか。
私が中に入れません。
^・ω・^ おはよー。
おはよう、クロ。
ペソといっしょに待っていたのですか。
ご苦労さまです。
^ー_ー^ 行きますよ。
^・ω・^ はーい。
クロの後について台所へ、と思いきや。
^・ω・^ あのね、おはよー。
何度も何度も戻ってきます。
うっかり蹴ってしまうこともしばしば。
とにかく落ち着け。
と、まあ相変わらずこんな感じのペソですが。
^・ω・^ キジ兄といっしょ。
^・ω・^ そろそろおやつ?
他の猫に怒られることが減りました。
というか、他の猫たちが諦めました。
病的な抜け毛も少なくなりましたし。
食べる量も増えています。
痩せてはいますが、見かけ上は健康体。
これは…(°_°
予想していたより早くいけるかもしれません。
思い立ったが吉日です。
尻子玉、取りに行くか(°_°
ついにペソを去勢するときが――
ぺろぽろぴん ♪
決意を固めかけたところにスマホの通知音。
家族が入院しました。
片方の肺がぺちゃんこになっているとか。
つまり気胸という症状ですね。
肺胞から空気が抜けてしまったようです。
ハイホーハイホー。
処置の際の立ち合いは不要だそう。
入院準備をしてから現地に向かうことにしました。
家族の者にとっては初めての入院。
きっと不安な思いをしていることでしょう。
励ましのメッセージを送りました。
キジも管を通して入院したことが(°▽°
°_°)猫と一緒にするな。
ツッコミができるなら元気です。
心配はいらないようですね。
※参照:入院中のキジ
さて、入院グッズを用意しましょう。
とは言ってもパジャマは病院でのレンタル。
必要なのは下着と靴下。スマホの充電器くらいかな。
ごそごそと準備をしながら、私は大変なことに気づいたのです。
……あのぱんつがない(°_°;
家族お気に入りのぱんつ。
お気に入りすぎて、おちりがすり切れたぱんつ。
捨てるなと言われていたぱんつ。
あれがどこにも見当たりません。
まさか、まさか…。
動揺した私は動揺したままお医者さんと面談。
もろもろの手続きをすませました。
入院期間は一週間くらい。
感染症防止のため、面会は予約制です。
長期でなければ面会はしない方がいいでしょう。
次に病院に行くのは退院のときくらいかな。
°△°)ひげそりー
°△°)新聞ー
°△°)マスク追加ー
見通しが甘かった。
結局毎日何かを持って病院に通っています。
スタッフさん、すみません。お世話になります。
うろちょろうろちょろ。
☆オトコ三匹玄関前三銃士
例のぱんつは病院から無事帰還。
ペソの尻子玉は当分ついたままになりました。
n^・ω・^n わあい。