晴れた日の猫家族。
年の瀬にあたり、この状態。
歳神さまも郵便屋さんも、さぞ戸惑われることでしょう。
2020年は十二支でいうとネズミさんの年。
ウチの実家に、新しい年はやってくるのでしょうか。
で、年末になるとチラホラ話題になるこのテーマ。
*十二支:子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
Q.なぜ猫が入ってないのですか?
これは昔話や民話の題材となっておりますね。
*日本バージョン ↓
しかし、民話は民話として。
もう少し納得できる根拠はないものか。
ちょろりとネットで検索したら、
入ってたよ、猫(°_°;
何カ国かで、十二支に猫が入っていました。
目についた国を挙げてみますね。
・チベット
・タイ
・ベトナム
ベラルーシでは『ウサギ』だったり『猫』だったり。
ブルガリアでは『トラ』の代わりに『猫』が入っているようです。
ついでに言うと、アラビアとイランには『龍』がない。
・アラビア → ワニ
・イラン → クジラ
十二支、意外にグローバル(°△°;
中国起源だとおもっていましたが、
東ヨーロッパの方にも伝わっております。
フン族が持っていったのでしょうか。
他にも、ヒツジの代わりにヤギがいたり。
つまり、動物には地域性が表われる、と。
では、動物よりも『12』という数が重要なのですかね。
暦的に、12年で1まわりするもの…。
木星(°△°;
うわあ、話が大きくなってきました。
どうやら、順番としてはこうなるらしい。
1. 昔の人が天体観測をしていた。
2.木星が12年で太陽のまわりを1周することに気づく。
3.木星の動きを、年を数える単位に取り入れる。
〔数え方:子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥〕
4.民衆にも分かりやすいよう、動物を当てはめた。
子 → ネズミ
5.世界各地に十二支が広まる。
広まる過程で、バリエーションが生まれたんですね。
*モンゴルバージョン。
木星の異名は『太歳・大歳(たいさい)』。
天文と占星術は切っても切れない関係にあるので、
占いで重要な役割を果たしたりしているわけですが。
これ以上は私の手に余ります。
きっとすでに、どなたかが研究しているはず。
見つけたら教えてください。
^・ω・^ みのほどをわきまえるのです。