2022年は寅年。
ところが、虎より猫の目立つ一年でした。
西暦に2(にゃん)が3つも揃ったので仕方のないことです。
2月22日の猫の日は大盛り上がり。
猫好きの財布の紐は緩みっぱなし。
経済効果の試算がすごいことになりました。
※参照 ➽ ネコノミクスとニャンゲル係数
そんな猫の年が終わると、次の年は
また猫年です。
日本では十二支に猫が入っておりません。
けれど干支はグローバル。
猫年のある国がいくつもあるのです。
以前にも話題にしましたっけ。
^・ω・^ こちらですね。
☆ 卯年 = 猫年
ウサギの代わりに猫が来ます。
^・ω・^ うさぎお~いし、かのやま~。
猫がウサギを狩ってしまった……
わけではなくて。
漢字の読み方にも原因があるようです。
干支(十干&十二支)。
中国では紀元前1600年から干支を使っていたとか。
それが漢字とともに各地に広まったわけです。
十二支を漢字で書きますとこう。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥。
中学高校生が難儀するアレです。
「子」は「ね」で「ネズミ」。
「丑」など日常でお目にかかる機会はありません。
今回問題となります「卯」。
これは某飲食チェーン店のおかげでなんとか読めます。
「卯(う)」は「ウサギ」の「う」。
ありがとう、なか卯さん。
だがしかし。
「卯」の読みはひとつではありません。
☆訓読み:う
☆音読み:ボウ・ミョウ。
日本では主にこの3つ。
中国から伝わった読みも2つあるのです。
これは伝わった時代による違いで、呉音、漢音などと呼びますが
面倒なので省略(°_°;
歴史的に古いのは「ミョウ」。呉音です。
古語ですと「メウ」と表記されます。
干支が伝わってきたとき、
日本人は漢字を日本式に読むことにしました。
*子は「ネズミ」の「ね」←訓読み。
*卯は「ウサギ」の「う」←訓読み。
*巳は「ヘミ」の「み」 ←訓読み。
( ヘミ = ヘビの古語 )
これが現地に漢字の発音に近い動物がいますと
◇ 中国語:卯= mão(マオ)
↓
◇ ベトナム:mão(マオ)/mèo(メオ)
= 猫
このように動物が変わってしまうという。
ちなみにタイ語で猫は、Mæw(メーウ)と発音します。
あらま、呉音の「メウ」ですやん。
^・_・^ なんか言ってますよ。
^・_・^ ふたしかな情報注意ですよ。
^ーωー^ いつものことだけど。
えーと、全部が妄想ってわけじゃないです。
そういう説もあるということで。
すべての地域に当てはまるわけじゃないし。
当時の言葉・発音で比較しないとだめですし。
どんなルートで伝わったかにもよるでしょうし。
諸説あり(°_°
ということで。
確かに言えるのはコレ。
猫好きの財布の紐、
2023年も緩みっぱなし。
なんならもう切れる勢いです。
どうせ毎年が猫の年。
ニャンゲル係数は引き続き上昇するでしょう。
^ー_ー^ 時代は猫ふれんどりー。
※注:2023年、日本はうさぎ年です。