キジの腹毛。
唐突ですが、またも頭の中をめぐる歌があります。
オクラホマキキサーのメロディにのせて、
うろ覚えのまま歌います(°▽°
よろしければ、ごいっしょに。
♪~
まあ、おかしい。
猫がバイオリンひいて
雌牛がお月さま 跳び越えました。
変な話だと 犬が笑ってるうち
お皿がフォーク持って逃げました。
たぶん、マザーグースですね。
猫、バイオリン、マザーグース。
この三つのワードで検索しました。
ポチッとな☆
※これですね(°▽°
正しい歌詞を見てみましょう。
Hey diddle, diddle
The cat and the fiddle,
The cow jumped over the moon;
The little dog laughed
To see such sport,
And the dish ran away with the spoon.
〈楓屋訳〉
はあ、どんどこしょ、どんどこしょ。
猫とフィドルよ、
雌牛が跳ねたぞ、お月さま超えて。
小さな犬が笑いよる。
見てみい、なんとおかしなことじゃ。
そりゃ、皿が逃げたぞ、スプーンと共に。
^ー_ー^ なんか、全然違う。
記憶に誤りがありましたね。
まず、メロディが全く違いますし。
お皿と一緒に逃げたのは、フォークじゃなかった。
スプーンでした(ー_ー
他の部分は許してください。
訳者さんによって違ってきますから。
谷川俊太郎さんの訳が有名かと思われます。
興味のある方は調べてみてください。
▇ 簡単な注
*へい、ディドゥル、ディドゥル=はやし言葉。
*フィドル=バイオリンのこと。
英国で民族音楽を奏でるときの呼び名。
*sport=たわむれ。馬鹿げたおかしなこと。
スポーツ(運動)じゃないですよ。
「fun」と表記されている場合もあります。
※セサミストリートは「fun」でした。地域差?
*言葉あそび:韻を踏む。
diddle(ディドゥル)→ fiddle(フィドゥル)
moon(ムーン)→ spoon(スプーン)
・・・・・
フォークじゃだめだった(ー_ー
この歌は押韻詩。音の響きは大事なのです。
「ディドゥル」や「フィドゥル」を正しく発音しますと
「ディルー」・「フィルー」と聞こえたりしますから、
間に挟まってる「リトル→リルー」も、いい調子。
英語で歌えたら、楽しいんだろうな。
唱えるだけでも面白そうですね。早口言葉みたい。
言葉のリズムって大事だなあ(°~°
私の日本語訳ですと、盆踊りになりそうです。
仕方ない。日本人だもの。
なぜこの曲が頭の中をめぐるのか。
猫を見ながら、中秋の名月のことを考えていたせいかと思われます。
食欲の秋。
もりもり食べる猫家族。
^・△・^ 食べられるときに食べられるだけ食べる!
^ーωー^ はー、食べた食べた。
食っちゃ寝していると、牛になりますよ。
お腹がぽんぽこ満月になりますよ。
そうそう。
cat and fiddle.
直訳すると「猫とフィドル」。
「猫がフィドルを弾いている」とは言っていない。
でも挿絵などを見ますと、バイオリンを弾く猫の絵が描かれております。
猫の声がバイオリンに似ているからかな。
バイオリンの音色についても思うところはありますが、
長くなってしまいますので。
またの機会に(°▽°
^ー_ー^ しょーもないことばかり考えてるの。