農村における『道つくり』とは。
荒野を切り開き、新たなる道をつくることではありません。
分かりやすく言い換えますと『舗装されていない農道の整備』です。
たとえば、こちら。
軽トラックや小型特殊自動車の轍(わだち)が、くっきりとついていますね。
これから稲刈りの季節になります。
農業用車両が、この道を頻繁に行き来します。
ですから、走行に危険が無いよう砂利を敷いて凹凸を均すのです。
もちろん、村人総出の作業です。
朝7:30集合。
これはさすがに間に合いません。
9:30からの後半の部に参加させてもらいました。
ハルさんのスコップが指し示すところ。
地盤が軟弱で、くぼみが深くなっています。
こういう所に、重点的に砂利を詰めていきます。
\ 軽ダンプ出動! /
見た目は普通の軽トラックですが、荷台がダンプ仕様です。
「ここ!」
という場所で、荷台を傾けて砂利をザーッと落としてくれます。
非常にかっこいいです。
こういう車両が数台、村の中を砂利を積んで縦横に走り回ります。
1台につき4~6人がスコップを持ってついていきます。
慣れない手つきでペンペンと砂利を叩く私。
この繰り返しによって、道が補強されていきます。
昨日も気温が高かったです。
しかし、農作業の安全のため、今、がんばらなくては。
作業も終盤に掛かった頃、事件は起きました。
私の前を走っていた軽ダンプのフロント部分から、湯気が噴き出しました。
近づいて見ますと、
ボコッ、ブクブク…。ボココッ。
車にあるまじき音がします。
喩えるならば、温泉が湧き出すような音です。
車が不調になるほどの猛暑。
日陰はありません。
「車が壊れるくらい暑かったら、人間もあかんやろ」
冗談ではありません。
本当です。
#点滴なう。
2019.8.18/12:10
壊れたのは、途中参加の私でした。
原因:無駄な動きが多いから。
職に就いていたころは、年に1回は熱中症的な症状で寝込んでおりましたが、
症状は今回が1番軽かったです。
理由:周囲の方々の判断と処置が適切だったから。
症状は手と足、口の周りのしびれ。
身体に力が入らず、歩行困難。
意識ははっきりしていて、しゃべるのに不自由なし。
日の当たらない、ひんやりとしたコンクリートの上に寝かせてもらい、
両脇に保冷剤。
首の下に氷枕。
スポーツドリンク。
口に含むための氷。
至れり尽くせり。
もう、感謝の気持ちでいっぱいです。
なのに、私ときたら。
ご近所のみなさんに介抱されながら、ずっと無駄口を叩いておりました。
ゆっくり身体をやすめるように。
今日も安静にしているように。
これからも無理しないように、とご心配をいただいております。
そういうわけで、昨日の出来事を今日したためております。
これからまた寝ます。
みなさまも、どうぞお気をつけて。
^・△・^n 水分はしっかりとらなきゃ。
ウーロン茶より、スポーツドリンクですね(ー_ー;