やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

2019年10月22日は一年限りの祝日でした。

即位礼正殿の儀。

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気づいたのは昨日でした。

目につくところにあるカレンダーは、どれも日付の数字が黒い。

中途半端ではあるまいか(ー_ー;

 

なんで、黒いのか。

今年オンリーの祝日だからかな。

カレンダーに文句言っても仕方ないんですけどね。

 

テレビで中継を眺めておりました。

皇居のあたりは朝から雨が降っていましたが、

今上陛下が松の間にいらしたときは、

画面越しには雨粒は見えませんでした。

正殿前のお庭で、

五色の旛(ばん)が、わずかにヒラヒラしております。

 

止んだのかな、と思っていたら

TVのキャスターさんが

「日が差してきましたね」

と言いました。

不思議だなあ。

 

エンペラーウェザー。

 

ちなみに、伊勢国は朝から晴れていましたよ。

昨夜は大荒れの天気でしたけど。

 

高御座(たかみくら)の屋根には、太陽の形をした金色の鏡がいっぱい。

大小さまざま。

キラキラしておりました。

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皇后陛下の御帳台にはついていませんでした。

 

高御座と御帳台(みちょうだい)。

明治天皇即位礼では、孝明天皇が使った高御座が消失していたので

皇后用の御帳台を使ったのですって。

で、大正天皇即位の礼のときに、両方再現新造したのですって。

 

修理して使ってるんだな(°_°

 

昔ながらの技術がこうやって保存されていくのはいいことです。

一度失われてしまうと、科学技術が進んでも取り戻せないものもありますから。

 

※銅鏡の作り方とか ↓

www.zero-position.com

 

話題になったお召し物、黄櫨染(こうろぜん)の御袍(ごほう)。

820年に嵯峨天皇の詔(みことのり)によって

天皇のみが着用する第一礼装となったそうです。

以来、ずっと絶対禁色(ぜったいきんじき)。

当然、染色方法も秘中の秘です。

 

この「幻の染め」だった黄櫨染の染色法を解き明かしたのは、

染色作家の奥田祐斎さん。

歴代天皇のお召し物を調査研究して、再現に成功したのだそうです。

 

1992年?(°_°;

 

つい最近のような気がします。

今年はきっと黄櫨染をまとったお雛様が大人気になるでしょう。

 

あと改めてしみじみしたのが、

天皇陛下がお言葉を述べられるときの敬語の使い方。

 

例:「~いたします」

 

◇いたす(謙譲語)=行為をされる側に敬意をこめる。

   『する』のは自分(天皇陛下)。

   『される』のは国民。

 

◇ます(丁寧語)=話を聞いてくれている人に対して敬意をこめる。

   話しているのは天皇陛下

   聞いているのは、国民。

 

海外からのお客様や報道陣も来ていますから、

世界中の人に敬意を表すことになりますね。

 

天皇陛下も、同じような言葉遣いをなさっていました。

 

これが象徴天皇(°_°

 

こういう綺麗な言葉も、きちんと残っていくといいなあ。

 

 

ーおまけ・本日のねこー

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久しぶりにブチさんが来ました。

どこでごはんをもらっているのやら。

しっかり2食たべていきましたが。

 

中猫たちは、三匹のおとな猫たちに見守られつつ

お外で元気に遊びました。

 

…姿が見えないんだけど(°_°

 

^・ω・^ そのへんにいる。

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猫のことは猫に任せよう。