古来、中国ではこの日に邪気払いをする風習があったそうです。
『登高飲酒』。
茱萸(しゅゆ)の赤い実を頭に飾り、みんなで山に登る。
*茱萸はグミではありません。わりと謎。
健康と延命長寿を願って、菊のお酒を飲む。
この習慣が日本に伝わって、五節供のひとつになりました。
現在ではマイナーですが(°_°
呉茱萸(ごしゅゆ)の実で厄除けのお守り袋を作る。
観菊会を開き、菊を浮かべたお酒を飲む。
そういう日なのです。
※参照
さて、ねこ森町のねこ神社。
しゃきっとした菊があちこちに飾られて、
猫たちから奉納されたお酒が、お社の前に
どーん☆
奉納がお済みでない猫さんは、こちらでお求めを。
➽ 猫のおえかき帳
ご祭神の羽巣手戸さまは、ワインもお好きです。
猫たちといっしょにお酒を召し上がります。
香り高い花たちとお酒からパワーをいただき、
ご長寿猫から長生きの秘訣を教わります。
まあ、途中からはどんちゃか騒ぎになるのですが。
準備係は、まだ前日の仕込みがあるらしい。
何をするのかな。
^・_・^ 菊にわたわたをかぶせるの。
おおっと、『着せ綿』とは本格的な。
前夜から菊の花に綿を被せるのですね。
で翌朝、菊の霊力が染み込んだ綿で体を拭く、と。
旧暦の9月だと露が降りますから、綿がしっとり。
いい感じになります。
新暦だと、まだ露が降りるような季節ではありません。
それどころか
^・_・^ パパー、雨降ってる。
こっちの世界はあいにくのお天気。
雨でびしょ濡れになりそうですよ。
^・_・^ こっちの窓も降ってるー。
^ー_ー^ 息子よ、わりと当たり前だ。
そうですなあ。
でもまあ、ねこ森町なら大丈夫でしょう。
ところで、綿はどこから手に入れるんですか?
^・ω・^ こーひー瓶にいっぱいあるって。
それはもしや、O……いえ何でもありません。
➽ もふもふ日記
きっと気のせいですねそうですね。
ねこ森町の菊見の宴。
人間世界では単なる平日。
7月7日と同様、祝日ではありません。
すでに世間ではHalloweenグッズが並んでおります。
せっかくの節句なのになあ(ー_ー
どっちにしろ、パーティーはできません。
私はひっそりと甘酒をいただくことにします。
お刺身パックの黄色い菊を浮かべようかな。
^・ω・^ あれは『つまぎく』っていうんだって。
※前にスルーされて悲しかった歌 『きくのはな』↑