もう終わりかけかと思っていた萩。
気がつけば、また花盛りを迎えておりました。
異物が小腸に詰まって入院中のダイちゃん。
他の猫たちがボリボリと朝ごはんを食べておりますと
パラポロピレパロン~♪
着信アリ。病院からの連絡です。
初めて聞くスマホの音に、猫たちは全員逃げました。
すごい勢いでした。
「もう帰れますので、お迎えをお願いします」
スタッフさんのやさしい声が聞こえます。
散らばったカリカリはそのままに、動物病院に向かいました。
病室からニャーニャー声がします。
元気そうです。
そのままダイちゃんには病室で待機してもらい、
レントゲン写真を見ながら経過を説明していただきました。
◇見せてもらったお写真。
*胃がカリカリで満たされている映像。
*小腸あたりにガスがたまっている映像。
*白いバリウムが小腸に流れていく映像。
*バリウムが異物の先に進んでいる映像…。
「ここで冷やっとしました」
最近のレントゲンは高性能です。
今までは映らなかった物質も、かなり鮮明に映るのだそうです。
正体までは分からなくても、プロが見れば『これが異物である』と分かります。
少量とはいえ、バリウムが異物を乗り越えているということは
1.液体が通り抜けることのできる物体が詰まっている。
2.腸壁と物体の間に、わずかな隙間がある。
ということです。
よくあるケースはスポンジ。
スポンジには穴がいっぱいありますからね。
穴から水分が通り抜け、スポンジは膨らんでその場に固定。
大型犬が消しゴムを飲み込んだという例も聞きました。
噛みちぎられた、弾力のあるゴム製品。
これと腸壁の間に隙間がありますと、
バリウムや消化されたもの通り放題(°_°;
どちらの場合も、大腸方面に押し流すのが非常に難しくなります。
どうしてもダメなら開腹手術。
小腸の一部を切り取る大手術になる場合もあります。
◇見せてもらったお写真のつづき。
*小腸が空っぽになった写真。
*バリウム+うんちょが大腸にたまっている写真。
「もう大丈夫です」
ということは。
ダイちゃんの大腸にはバリウムンチョがいて。
バリウムンチョの中に異物がいるわけです。
ダイちゃんの小腸に何が詰まっていたのか。
それは、出た物を分解しないと分かりません。
^・ω・^ さあ、車を出してください。
バリウムンチョはまだダイ腸の中に。
そのうち病院の朝食が消化されて「下に~下に」。
可及的速やかに、安全運転で帰ります。
^ーωー^ お水、おいしー。
水を飲んだら運動しましょう。
そうして出てくるのを待ちましょう。
^・ω・^ いいお天気なの。
跳ねています。走っています。
もう大丈夫かな。どこも痛くないのかな。
^・ω・^ ひとやすみ。
…まだ出ませんか。
あまり見たくはないですが、一応確認して安心したいのですが。
^・ω・^ ネタにされるからイヤです。
さようですか。
なら仕方ない。
急かして出るものでもありませんし。
まずはゆったり、秋を満喫してください。
^・ω・^お見舞いたくさん、ありがとうございます。