すっかり諦めていたのですが、
畑の片隅に蒔いたコスモスが花を咲かせました。
植物って(ほったらかしにすると)強いなあ。
『蒔かぬ種は生えぬ』
と申しますが、
わざわざ人間が蒔かなくても、
鳥が、風が、猫が…種を運んできてくれます。
4月からこっち、畑だけでなく、実家の庭に生える草たちとも付き合ってきました。
最初の頃、私を手こずらせてくれたのはゴギョウ。
春の七草のひとつです。
※せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ
ドクダミもそうですけど、これが抜きにくいったらもう…。軍手の指先にすぐ穴が開いてしまうほどです。なぜ軍手ががっつりセット販売されているのか、その理由の一端が分かったような気がしました。
今はゴギョウの姿はありません。
草はいつも生えているけれど、生える草は季節と共に移り変わってゆきます。そんな当たり前のことを、頭だけではなく全身で感じています。
今元気なのは、これ!
スベリヒユです。
放射状に枝を伸ばして、右の写真のようにこんもりと丸く成長します。
言われてみると葉っぱが似ている気がします。
ネコジャラシやオジギソウもすくすく育っています。ツメクサの可愛い花も咲いています。オジギソウはお店で売られていますよね。
ま、どちらにしろ引っこ抜くんですけど。
★茎が赤いけれど、たぶんオジギソウ ★可憐で強いツメクサ
5月の終わりに生えてきたクローバーも、引っこ抜かれてポイ、という運命になるはずでした。
が、たまたまそのとき『花壇のすみっこにグラウンドカバーになる植物が欲しい』と思っていた私に目をつけられてクローバーさんは生き残り、今に至るまで花壇の隅っこで生き生きと茂っております。
写真では分かりにくいですが、この茂みをよ~く見るとですね…
ほら、
↓ 変形葉っぱの四つ葉です。
右の写真は五つ葉を撮ったつもりなんですけど、左下にも四つ葉が写っていました。他に六つ葉も見つけました。
そういう株だったのか、土のせいか。どっちだろう。
『四つ葉のクローバーって実は呪いのアイテムなんだよ』
という話はわりとよく知られているようです。
でもね、やっぱり呪いのアイテムなんて使いどころが難しいものより、幸せのアイテムの方がいいじゃないですか。
小さい頃、四つ葉探しに凝っていたとき、11つ葉(とおあまりひとつば?)のを見つけたことがあります。
11つ葉のクローバーの花言葉
無限の愛情
…だそうです。
葉っぱの枚数によって、花言葉が異なるそうですよ。
うん。やっぱり呪いよりこっちのほうが嬉しいな。