やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

草原ポタジェ化計画 ~その1~

無限に広がる大草原。

どこから手をつけてよいものやら。

 

露草のジャングルでぐんぐん育つスイカ

カメムシさんの結婚式場となりながらも実をつけるナス。

 

   『これ以上開墾する必要、ないんじゃね?』

   『生態系、破壊するだけじゃね?』

 

たくましい自然を前に、ちょっぴり無力感を覚えていると

どこかで声がしました。

 

  「そういうときは、原点にかえるのです」

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(※画像と音声は関係ありません)

 

 「あなたはここで、何をしたいのですか?」

 

適度に体を動かし、美味しいごはんを食べて健康になりたいです。

きれいなものを見たり、嘘のないものと対話をして心を癒やしたいです。

 

「作物は植えれば育つでしょう。

しかし、放っておいたらその先はどうなりますか?」

 

畑の入り口に紫陽花があります。

今年、紫陽花は花を咲かせませんでした。

私が何もしなかったからです。

まだ青いミカンをつけた古木があります。

このミカンの種類を、私は知りません。

 

イカは大きくなるでしょう。

けれど、道もないこの状態では

つるを足に引っかけて切ってしまうかもしれませんし

迷彩色の若い実に気づかず、踏んづけてしまうかもしれません。

ミカンの実も、よく見ると白くかびているものがあるような…。

木の周りには草が生い茂り、手入れもままなりません。

これは良くありません。

 

絶対に必要なものがここにはないのです。

それは、

      『 道 』

 

当たり前すぎる結論に腰が抜けそうです。

 

       「草には勝てん」

 

つい先日、毎日草と戦っている私にご近所さんはさらりと言いました。

勝たなくてもいいんです。

ほんの少しゆずってもらって、折り合いをつけて、恵みを分けていただく。

甘ったれたことを抜かして申し訳ありませんが、

私はプロの農家じゃないんですから。

 

よし!

どんどこ野菜を作るより、まずは道造り。

収穫はそれからです。

目的がはっきりすると、気持ちもすっきりしますね。

やることは同じ、草取りなんですけどね。

さあて、畑の入り口から始めるとしますか。

 

1.ミカンの木に向かってGO!

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           ※武器はこれだけ ↑

 

2.手当たり次第引っこ抜く!

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3.ヤマノイモ属っぽい蔓発見!f:id:kaedeya:20180810213207j:plain 

※たとえ掘り当てても、素人は食べない方がいいでしょう。

 

4.あ、足りない…

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次回からは、木の手入れをしつつ

畑の中に道をつけていきます。

つづく…、かな?