やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

捨てられた子猫は

降っていないと言い切れば、降っていないと言えなくもないという今日のお天気。

 

^・ω・^n「今日はいちにちコタツの中で過ごす所存」

と言うきゅるさんを引き止めて腹に乗せ、自分のするべきことを考えました。

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昨日、実家の庭の真ん中で

「だれかたすけて!!」

と叫んでいた子猫のことです。

           ※参照→ ちび猫をポイしていったのは、誰ですか! - やれることだけやってみる

保護はしたものの、これからどうしたものか。

さっき安否を確認しましたら、ふかふかテントの中でぐうぐう寝ていました。

 

『見捨てる』という選択肢は消えました。

次に現われてきた選択肢は二つ。『飼う』『里親を探す』か。

 

どちらを選ぶにしても、とるべき行動ははっきりしています。

『病院に連れて行く』

 

行きました。

お医者さんには驚かれましたが。

\(°△° 「検査一丁、お願いします!!」

体重を量り、血液をちょっと取り、目薬をさして虫下し薬をふりかけ…。

ひっかき防止のため、看護師さんが手作りしてくれたカラーをつけてもらいました。

材料は古いレントゲン写真。器用ですねえ。

 

生後3ヶ月弱、女の子、480g 熱あり。 検査結果待ち。なんだろうこの既視感。

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検査結果が出るのを待っている間にも、どんどん患畜さんがやってきます。

骨折した犬とか、手術予定の犬とか、猫とか。

 

「猫エイズとかはありませんよ。虫も出ませんでした」

       目やにがひどかったのは、こちらのせい ↓

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目にフタができたような症状のネコを見つけた小学生が、

「ボンドでいたずらされてる」

と、獣医さんに持ち込むこともあるそうです。

失明の危険もあります。

この子猫の場合、体力的にもギリギリ。

昨日保護していなければ、今日は生きていないと言われました。

 

     ↓ こちらが血液検査の結果と虫下し薬の説明書です。         

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保護団体によっては、検査しないところもあるそうです。

病気が見つかった場合、里親さんのなり手が見つからないから。

この結果は、この子にとって有利だということです。

「でもまあ、風邪が治るまでは、里親捜しは無理ですけどね」

そりゃ、そうか…。

病気のネコを引き取って世話できる人なんて、そうそういない…。

あとは、この子猫と私の運次第。

一週間くらいしたら風邪も治るみたいだし、それまで何とか踏ん張って。

と、覚悟を決めて帰宅しましたらば

 

(°△°; 神様はいらっしゃるんだよ!!

 

ポタジェ作りに力を貸してくださる造園会社の社長さんが、

たまたま今日から作業を始めて下さっててね。

 

捨て猫? そんな今時…ドラマみたいですね!」

 

と興味を示して下さり、ラインと電話で家族会議を開いて…。

夕方、輝く笑顔の天使たちが子猫を迎えに来てくださいました。

涙、出ました。

こんなの、奇跡ですからね。

 

   「誰かが何とかしてくれる」

   なんて、思ってはいけませんよ!

 

まずは、自分にできることを精一杯考えましょう。

他人にツケを払わせてはいけません。

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                         …いのち、プライスレス。

 

そのうち落ち着いたら、捨て猫を見かけたときの対処法をまとめたいと思います。