橋本七度煎が…
あの橋本七度煎が…
あの私の橋本七度煎が…
製造中止ですとーーーΣ(°□°;
知らんかった。 orz
自転車に大きな薬箱をくくりつけて、薬を売りに来てくれたおじちゃん。
ひいばあちゃんは秘蔵の朝鮮人参、ばあちゃんは手荒れのクリームを買い足し、
私は一番上の小さな引き出しから出てくる紙風船を、わくわくしながら待ってた。
梶井基次郎が『檸檬』か何かでいってた「キレイで安っぽい」に相当するアレ。
知ってますか?
紙風船はね、息を吹き込まなくてもいいんだよ。
畳みじわをのばして、指でちょいちょいと引っ張ってから、
手のひらを上にしてポンポンとつくと、膨らんでくるの。
ひとめ ふため
みやこし よめごに
いつやは むさし
ながやは やくし
ここらで いっと
走馬灯のように駆け巡る幼き日の思ひ出。
明治時代じゃないです。昭和後期です。
しかし、製造中止になったのを知らない人は多いんじゃないかな。
ドラッグストア、2軒行きましたけど
「たしか棚のこのへんに…」
「分類ではこのコーナーのはずなんですけど」
店員さん、探してくれましたもん。
町の薬屋さんか、和漢薬専門の薬局の人なら知ってるんでしょうが。
あ、それからあの薬。全国区じゃなかったんですね。
それにもびっくり。
写真がないので描いてみた。細部はよくわかりませんが、こんな感じ。
こんなの描いてる場合じゃない。
甘酒飲んでおとなしく寝ます。