ノラ猫も宿が欲しかろ初時雨 楓屋 ナギ
今日も虹を見ました。
この冬、よく虹を見るような気がします。無職の特権でしょうか。
さて、今日実家に到着しましたら、奥の方からダイちゃんの声が聞こえてきました。
^・△・^「へあ~う、ほうぉ~」
で、様子を見に行ったら威嚇されました。
^・皿・^「ぶしゃあー(ごはんがないです)」
すまんね、柔らかいのとカリカリをあげようね。
当然のように柔らかいのから食べる。 やらかいの、ない…。
そりゃ、食べたらなくなるさ。
未練たらしくチラッチラッとお皿を見るのはやめなさい。追加分はあげません。
今日も草の実をくっつけて来ましたので、取ってやります。
廊下にばらまかれても困るので。
逃げるんじゃありません。取れん! ああもう。袖にくっついたよ。
食べ終わって、毛づくろいをしようとして驚くダイちゃん。
^・_・^「あれ? ここにおっきな草がついてたのに」
私が取りました。てか、気づかんかったんかい。
\ そうか、じゃあ出かける /
マイペースです。ノラ猫ですから。
さて、私もダイちゃんにばかりかまけているわけにはいきません。
12~2月がキウイの剪定に最適なのです。
\ そしてこちらが収穫の終わったキウイです /
祖父が植えたキウイの木。ゆうに樹齢は30年を超えています。
棚も祖父の手作りですが、どう見ても無事とは言いがたい。
右端に見えるコンポスト。あそこはワカさんちの畑です。
万が一、棚が倒れても被害はそちらにいかないであろう、というのが唯一の救い。
しかし、これは…
柱は傾いているし、
横に渡した物干し竿は(ナニコレ?)折れて片方が地面に落ちています。
またもや、私の手に余る案件発生です。
一番近いコメリさんでは、現在、木の剪定依頼は受けていないそうで。
他のホームセンターに行くしかないかなあ。ちょっと距離あるけど。
腕組みしながら唸っておりましたら、どこからか猫の声が。
(にゃ~お…、にゃ~お)
何かを、誰かを呼んでいるような。
まさか、また捨て猫…? どこで鳴いているの? おーい。
あ、あそこ。ワカさんちの畑に…。
……あんたですかい。
^・ω・^「あ、気がついた」
なんですか、その満足げな顔は。
そして、お外では普通に鳴けるんかい。
きゅるさんといい、ダイちゃんといい。
猫はみんな、ワカさんちの畑が好きなようです。
見てろよ。猫も喜ぶポタジェガーデンを作ってやるからな。
何年かかるか分かりませんけど。