やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

『雨虫』の天気予報

昨日のこと。

ウォーキング中のご近所の方が、『雨虫』にたかられました。

『雨虫』は小さな羽虫で、集団を作って飛んでいます。

こやつらが、わらわらと飛んでいるのに出くわすと、

雨が近いと言われています。

 

今日は見事に

雨が降りました。

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やるな、雨虫(°_°;

 

『雨虫』は、辞書を引いても出てきません。

『頭虫』と呼ぶ地方の方が多いかも知れません。

正体はユスリカ。

蚊ではなく、ハエの仲間(ハエ目)。

水辺を好む虫で、わりと年中見られます。

 

ー目撃証言ー

☆雨虫。河原には天気にお構いなくいつも大量発生しています。

〔from  スミノフ さん〕

 

雨の前には空気中の湿気が多くなります。

そうしますと、この虫たちにとっては

 *水辺以外の場所も快適 ♪

 *でも湿気で羽が重い ↷

という状態になります。

そこでこやつらは、人間の生活圏にまでやってきて、

こともあろうに頭の高さあたりで蚊柱を作ります。

 

ー体験談ー

☆蚊柱って夕暮れに自転車で土手とかを走っていると、いきなり顔にぶわっと当たりまくるあれですか?あれが鼻に入った時の絶望感と言ったらもうね。

〔from にゃんこぷさん〕

 

ユスリカは、人を刺したり血を吸ったりはしません。

ただただ、不愉快。

 

なぜ、用もないのに集団で人間にたかってきて、

しかも後を追ってくるのか。

 

そういう習性だから(°_°

 

周辺よりも高い目標物に集まる習性があるらしいです。
迷惑極まりないです。
向こうも、人間の口の中で一生を終えるのは虫としてどうか。
そのへんを考えて、集まる場所を選んでいただきたい。
 
そうそう。
 
『ツバメが低く飛ぶと雨が降る』
 
ということわざはご存じかと思います。
ユスリカはツバメのエサになるのです。
ひなを育てるにしても、いきなりミミズは無理です。
大きすぎます。
小さな羽虫がごはんです。
低いところを飛ぶ羽虫を捕まえるために、
ツバメが低空飛行をするのです。
 
ざっくりまとめるよ \(°▽°
 
《 雨が近くなると》・・・・・・
 1.空気中の湿気が多くなる。
 2.羽虫の羽が湿気で重くなる。
 3.羽虫が低いところを飛ぶ。
 4.羽虫を餌にする鳥が低いところを飛ぶ。
・・・・・・・・・・・・・・・
 
ことわざにはこのような根拠があったのでした。
 
ちなみに、このユスリカ。
幼虫は釣り餌の『赤虫』。
理科の教科書には『遺伝子』のところで出てきます。
ユスリカの染色体は観察に最適らしいです。
なつかしい(ー_ー
 
本日は、突発ポエム『雨虫の飛ぶ日』、
解説編をお送りしました。
 
※ポエムはこちら 

kaedeya.hatenablog.com

 

n^・ω・^n おまけの猫写真

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父のチチ。根強い人気。

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たまにダイちゃんがチチ離れを試みております。

ただし、効果はあまりなし。

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レジ袋で遊ぶクロ。

その中には、クロが噛みちぎったダンボールのかけらが。

せっかく集めたのに…。

 

猫写真は、昨日撮影したものです。

今日は天気が悪いので、中で遊んでもらいます。

家の中がどうなることやら。

心配です。