はるか昔のことです。
といっても、三葉虫はいません。
私が夢見る乙女だったころのこと、
ドクター中松がおっしゃいました。
「水で車を走らせることができる」
ガソリンタンクをちょいっと改良。
そこに水を入れると、あら不思議。
水を電気エネルギーに変換する装置
=ハイドロジェン・オンデマンド(HOD)
の働きによって、
自動車を動かすことができます。
なんてクリーンなエネルギー☆(°▽°
しかし世の中がその斬新さに追いつけず、
実用化への動きは全く見られませんでした。
あれから〇十年…。
最近よく話題になっておりますね。
水素燃料で走る車。
FCV(燃料電池自動車)というやつです。
すいへーりーべ。
ぼくのふね。
ななまがりしっぷす。
くらーくか。
いつの日だったか。
元素記号を覚えるために歌ったアレ。
最初の『すい』が水素(H)です。
元素記号表は軽い順に並べられています。
つまり、水素はものすごく軽いってことです。
そんな簡単に手に入る?(°_°
大気圏の上の方にいるんではなかろうか。
ちなみに
*酸素+窒素=空気の99%
だそうですよ。
水素なんて、レア気体ではありませんか。
どこで捕まえてくるのでしょう。
水か! Σ(°△°;
水には水素が入っていますね。
H2O。
そうか。水から水素を取り出すのか~。
水を電気分解すると、水素が出ます。
☆ 水+電気 ➽ 水素+酸素
※水は電気を通さないので、何か溶かしておきます。
燃料電池自動車は、水素を補給して
化学反応を起こさせて電気を作ります。
☆水素+酸素 ➽ 電気+水
その電気で車が動くわけですが……。
あれえ?(°_°;
水素を取り出すのに使う電気はどうしましょう。
手間がかかりますねえ。
もう、直接水で走ってくれないかな。
はいどろじぇん・おんでまんど(ー_ー
HODを車に積んでもらえないでしょうか。
^ー_ー^ 水は大事ですよ!
そうですね。
車に大量の水を使うようになったら、それも困る。
生き物たちの命に関わります。
文明というのは難しい。
・・・・・・・・・・・
【追記*1】:水素入手元
・バイオマス(廃材など植物系の何か)
・副生水素(工場から発生するガスの中)
などがあります。
【追記*2】:すいへーりーべ。
H(水素)He(ヘリウム)Li(リチウム)Be(ベリリウム)
B(ホウ素)C(炭素)N(窒素)O(酸素)F(フッ素)Ne(ネオン)
Na(ナトリウム)Mg(マグネシウム)Al(アルミニウム)
Si(ケイ素)P(リン)S(硫黄)
Cl(塩素)Ar(アルゴン)K(カリウム)Ca(カルシウム)
^・ω・^ 難しいこと考えると、頭が焦げるよ。